【鬼滅の刃】おい待て落ち着け。【○○しないと出られない部屋】

柱全員　『皆で騒げ』 ページ18

今回は○○部屋じゃないですー！ 御免なさい……柱がただ単にどんちゃん騒ぎ起こすだけです。
ギャグ()が二個ぐらい続いたので次回は甘々にしたいと思います。


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「柱全員が集まるとは……、コリャ壮観ですな」

「ふふ、君にも期待しているよ」



お館様はニコニコと笑った。少し頬が染まる、何だか照れ臭い。

だがすぐに血色が悪くなっていってしまった。とんでもない殺気である。柱は全員がお館様のコアなファン、これは終わったかもしれん。辞世の句を詠んでおこうかな。



「ほら、今日は階級も何も無しだ。いいね、皆？」



御意、と声が重なる。何人かは少し遅れて聞こえた。ハッ、不死川ザマア。

今日は年越しなので、皆で集まっているのだ。お館様の屋敷はでかく、庭で白髪の女の子達が遊んでいる。



「微笑ましいですねー。そう思いません、Aさん」

「思います思いますしのぶさま」

「……何故私にはそんなにへりくだっているのでしょう」



笑顔だけどちょっと背後にオーラ(!?)を出しながら言うしのぶさん。

いやだってあの人怖い。前に蝶屋敷行った時逃げようとしたら余裕の笑みで投げ飛ばされた。しのぶさまコワイ。



「私もタメでいいです、今度タピオカ買いに行きましょう」

「ちょっと待った流石にその発言はアウト」

「俺もタピる」

「あんたもだ」



ぬっと顔を突き出してきた冨岡さんの頭を叩く。顔の周りに疑問符を出現させた彼は子犬みたいな表情で私の心を抉った。



「タピ」
「了解しのぶちゃん宜しくね」

「ふふ、嬉しいです」



そう笑う彼女に私はひええ……と怯える以外にすることがあるだろうか。否、無い。

皆は蕎麦を食べていた。年越し蕎麦、と誰かが発案したらしい。


というか岩柱さんが南無言いながら蕎麦食ってんのめっちゃ笑う。


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