【及川徹】俺が、フラれるなんて…[完結]

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｢く、にみ///｣

｢それでは。練習してきますね？｣

と、妖しく笑う。

…い、色っぽい…なぁっ…


そして、国見は練習しに行く。



｢Aちゃん…国見ちゃんが好きなの？｣


｢…っ…///｣



多分、及川は悟っただろう。



僕が国見くんを好きなこと。





ずっと前から、


………中学の頃から、片想いしてきたんだ。


｢Aちゃん、ホントに国見ちゃんが好きなんだ…｣


ほら、悟ってた。



…

及川には、はいてしまおう。





そしたら、及川は僕を諦めるだろう。






｢うん、好きだよ。…中学の頃から、国見くんが｣

｢！！｣

普通に言えた僕…。

そして、及川は驚いていて…。






｢…そっか。｣


と。






｢でも、俺は、諦めないよ。｣


｢Aちゃんが好きだからね。｣



………及川、


やっぱり、意外と、一途なんだよね。



…



｢…諦めなよ？｣

｢ううん。諦めない。俺は、諦めたくない。｣



…


やっぱり、
及川は、
努力したら報われる…タイプだろうか、







すごいな、その精神。



｢…おい、クソ及川！！ちゃんと練習しろって言ってんだろうがーっ！！｣

｢そうだよクソ及川〜ちゃんと練習しろよー｣

｢それな。クソ及川練習しろよー｣

及川以外の３年ズに酷い言われようをされている及川。

虚しい…。



｢うっ…、わかった！今すぐ行くよっ｣



及川は、岩泉の表情を見てビビってた。

ださっ




まぁ、流石にはじめのイラだってる顔は人一倍怖い気がするけど。



そして、及川は練習しに行く。




…………
一人になった途端に、
思い出す。


国見、僕が好きなんだ…。




って。

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