【及川徹】俺が、フラれるなんて…[完結]

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｢国見くん｣

｢…なんすか？｣


…………国見くんになら、


すべてを打ち明けてもいいだろうか





……すぅ…


｢………私、及川をふってから、｣

｢………もしかしたら意識してたかも、及川のこと｣

｢……………！！｣





………告白されて、



恥ずかしくて、





…………わざと、それを消すために





三年と手を組んで及川をぼころう(言い方)としたのかもしれない









｢……Aさん、確信してるんですか｣

｢……………うん。｣



……………国見くんは驚いているが、

やっぱり、至って冷静。



｢………………すみません。俺、知ってました｣



……………ん？





え？



｢国見くん？｣



｢………俺、及川さんとAさん、２人が付き合うのが嫌で………｣


……………

｢嫌がらせというか、その…｣

……………


｢かわいい｣

｢え｣


やべ、





可愛いって本音でた









｢……誰がですか？｣

！！









………わかってるよね、


怒ってる。




｢えっと…あの、……｣

｢わかってますよ。別にいいんで｣


おうふ









｢………ありがと？｣

｢告白すんの？｣


おい、







敬語…






｢……無理だよ、もう手遅れ｣

｢……………………ふーん。｣


興味な下げだねぇ…









｢俺、Aさんが、及川さんを好きでも、俺はAさんが好きですよ？｣

｢あー、うん｣


前言ってたね？






｢……………先輩として｣

｢うん、そうだね｣






｢じゃあ、俺はAさんが及川さんを好きっていうこと金田一に話しますから｣


は？


｢ちょ、国｢金田一、Aさんが及川さんを好きみたいだぞ｣……………おい｣




止める前に言いがった

まず、練習してるはずなのに、国見くんに打ち明けてしまった




わたしもわるいな…………おうふ



｢……Aさん、俺の名前呼びかけましたよね？｣

このやろ……





｢言ってない｣

｢……そうっすか｣


｢おい国見、それほんとか？｣

金田一が国見に問いかける


｢Aさんが言ってた｣

｢へぇ…そうなのか｣

らっきょう、誰にも言うなよ、まじで。

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