狗巻ちゃんは人見知り【呪術廻戦】【ヒロアカ】 (ページ23)

今日:6 hit、昨日:9 hit、合計:214,584 hit

バレたページ23

Aside

衝撃なものを聞いてしまった。

何となく学校をウロウロしていた。

すると五条先生と家入さんが並んで歩いているのが見えた。

同期だしそれくらい普通だと思ったがまたまた聞こえた。

五条｢______また狙われる前に悠仁には最低限の力をつける時間が欲しい。硝子、悪いが記録上、悠仁は死んだままにしてくれ｣

え、聞き間違い？

悠仁くんは生きている？

その場から動けなくなっていてぐるぐる考えていると誰かに肩を掴まれた

A｢ひぇ！？｣

五条｢A、今の聞いてた？｣

低い声で訪ねてくる先生が怖かった。

この間の先生は大丈夫だと思ったのに、慣れたと思ったのに怖くて動けない、喋れない。

五条｢あ、あれ？A～？聞いてる？｣

混乱と恐怖で涙が流れた。

五条(ギョ！？

家入｢あーあ、泣かした。おいでAあったかいミルクをご馳走するよ｣

五条｢ようやく慣れてくれたからちょっと驚かそうと思っただけなのに｣( ;ᯅ; )

家入は私を抱きしめて口を開いた

家入｢逆効果だろう。多分またお前のランク下がったな。この子はデリケートだから｣

五条｢そんなーー！！Aごめんてばぁ！怒ってないから！｣

家入｢バカはほっといて行くぞA｣

私は医務室へと連れていかれた。(五条先生も着いてきている。)

家入さんが言っていた通りあたたかいミルクをご馳走になる。

家入｢落ち着いたか？｣

A｢…はい｣

先生は椅子に座りクルクル回っている。

A｢……先生、悠仁くん生きてるの？｣

五条｢うん、そーだよ。ほーんと宿儺って勝手だよねぇ、自分で殺したくせに心臓治しちゃったんだから｣

先程の先生はやっぱり冗談だったようだ。
いつも通りおちゃらけた風に話す。

しかしまた口を開いた先生の声色は真剣だった。

五条｢A、この事は皆には内緒だよ。

悠仁が生きているって上の奴らに知られたらまた殺され兼ねない。

交流会までには強くしてあげなくちゃいけないからAにも手伝って欲しいな。｣

手伝う？

五条｢相澤さんも言ってたけどもうすぐヒーロー科の子達は1週間職場体験に行くんだって。

彼らが学校に戻るまで護衛はお休み。

だからAは悠仁と任務に行ったりしてもらうからね？｣

はいと小さく頷いた。

A｢悠仁くんはどこにいるの？｣