狗巻ちゃんは人見知り【呪術廻戦】【ヒロアカ】 (ページ36)

今日:8 hit、昨日:8 hit、合計:214,662 hit

つかの間の、ページ36

Aside

モニター室

A｢吉野くんここ空いてるよ｣

私は空いてる席を指し手招きをする。

吉野｢狗巻さん、走っちゃ危ないよ安静にって言われてるんだから｣

大丈夫だよと返事をし、席に座ると五条先生がやってきた。

五条｢ちょっとAー、なんで順平とは普通に喋れてるのさ、未だに僕と喋る時はぎこちないのに｣

先生は頬を膨らませて不機嫌になる。

思わず吉野くんの後ろに隠れた。

その様子を見た先生はあからさまにしくしくと泣く素振りを見せる。

庵｢うるさいわよ五条｣

五条｢歌姫は黙ってくださーい｣

歌姫さんは先生を睨みつけた。
相変わらずの2人を見てため息を着く。

,

,

,

何故こうなった……

私は先生の股の間に座らされホールド状態。

庵｢A、そんなやつから離れて私の所に来なさい。｣

A｢出来ることならそうしたいです……｣

五条｢だめでーす｣

吉野｢あ、あはは……｣

変な空気の中また1人誰か入ってきた

？｢おや？何だか面白い光景じゃないか？モテモテだねA｣

綺麗な白髪の女性、冥冥さんがニコリと笑って席に座る。

A｢ど、どうも……冥冥さん｣

思わず先生にしがみつく。
先生はご満悦だった。

そして歌姫さんはそんな先生を見てキモっと呟く。

冥冥｢ん？新顔か？｣

冥冥さんの視線に気がついた吉野くんが立ち上がり自己紹介をし、一礼する。

冥冥｢ふふ、礼儀正しい子だね。もし私に依頼があれば金額次第では喜んで引き受けるよ｣

相変わらずの守銭奴…

吉野くんも思わず｢え？｣と漏らした。

間もなく団体戦の幕が上がる……