櫻花爛漫 2nd (ページ1)

今日:28 hit、昨日:28 hit、合計:70,141 hit

おとぎ話 amno×s ページ1

天の声side

むかーしむかしある所に翔という若い男が居りました。

翔はとても美しく、毎日たくさんの人が会いに来ていました。

a｢しょーちゃーん！今日も可愛いね！｣

o｢しょおくん、今朝釣れたマグロやる｣

s｢わぁ！ありがとう！｣

アイドルの握手会のように毎朝行列ができます。

さらに、翔のファンサービスは丁寧なのでファンは増える一方です。

n｢翔さん、1回休んだら？｣

s｢ん。そうする｣

m｢お疲れ様。ココア飲む？｣

s｢ありがとう！あ、智くんがマグロくれたよ｣

m｢今日の晩御飯決まりだね？｣

s｢なんで俺こんなにニコニコしてなきゃいけないわけ？

俺男だし、こんなのに可愛いって毎日言いに来るとかこの村の人たち暇なの？｣

外ではお淑やかを演じてる翔ですが、

かなり口が悪いです

ファンがいない所ではいつも二宮や松本に愚痴を言っています

mn(こんな所を見れるのは俺らだけの特権だな)

ある日、

｢みんなに愛される姫がいる｣

という少しズレた噂を聞いたこの国の王子准一が翔の元へやって来ました

准｢なんて美しい女性だ！私と結婚してくれませんか？｣

s｢ごめんなさい。俺、男なんです｣

准｢なに！それでは直ぐに法律を変えよう。これで私とバンビの愛を邪魔するものは無い！｣

s(いや、職権乱用じゃん！てか、バンビってなんだよ)

王子が翔をナンパしたことにより法律が改正され

翔を巡る争奪戦は激化の一途を辿るのだった。

s(誰も俺の意志をきいてくれねーのかよー！)