巴日和に愛されて ページ45
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Edenからのサプライズ終了後、私は舞台裏の階段に座り、スマホを眺めていた。
私をセンターに、Edenの皆と撮った写真。
思えば、彼らと写真を撮ったことなんてなかったから、とても良い記念になった。
(本当に……楽しかったなぁ)
他にも、スタッフさん達が撮ってくれていた写真を、一枚一枚ゆっくりと彼らとの思い出を噛み締めるように目を通していく。
半目の写真で思わず笑ってしまったり、メンバーが時折涙を堪えている様子が写っててまたそれで泣きそうになったり。
良い人達に囲まれて、私は本当に幸せ者だった。
「何見てるの？」
「日和くん。もう着替え終わったんだね」
衣装から制服に着替えを終えた日和くんが、私の隣に腰掛ける。
そして、私の目元を見るとふっと笑い、赤くなっている目元に指の背で優しく触れた。
「目、擦ったね？明日絶対腫れちゃうね」
「ちょっとだけ。明日がオフで本当良かった」
熱を帯び重たくなった瞼が、明日の顔面の結末を物語っている。
悲惨な事にならないように、今日頑張ってマッサージやら色々頑張ろうと決意して、改めて日和くんと向き合った。
「Aちゃん。今日は楽しかったかい？」
「そりゃあ勿論。余韻がすごいよ」
「うんうん！ぼく達のステージなんだから、当然だよね！」
未だに冷めることのないライブの熱。
一人の観客である私に対して、初めて彼らが向けたアイドルとしての視線は忘れられない。
あんなにも熱く、胸を打つものだとは思っていなくて、ファンが何故、彼らを求めてしまうのかも理解が出来た。
「あ、プレゼントまでありがとね。今度皆に何かお礼するよ」
そう言って私は、隣に置いてある複数の紙袋に目を向けた。
一つはEdenとして。残りは各名義でお礼として私にくれたもので、全てブランド物の紙袋。
貰うのが申し訳ないが、私を思って贈ってくれたとなるとありがたく頂くしかない。大事にしよ。
「お礼なんて必要ないね！それよりも、ぼくからきみにもう一つ贈り物があるね！」
「え、まだあるの？」
メンバーの中でも一番プレゼントを用意してくれていた日和くん。
今度は何をくれるのか、と内心ヒヤヒヤしていると、彼は私に白い箱を渡してきた。
「開けてほしいね」
言われた通りに箱を開けて中身が目に入った途端、私は言葉が出なくなった。
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しいな(プロフ) - 素敵過ぎてつい一気に読んでしまいました…！続きが気になって仕方がないです！更新いつまでも待ってます！！ (2021年4月25日 11時) (
レス) id: 930a63c2c8 (このIDを非表示/違反報告)
絆 - ぉぉおおおおお……！！！！めっちゃ嬉しいです！！これからどうなっていくのかめっちゃ楽しみにしてます！！ですが無理はせず、お体にお気をつけて更新頑張ってください！！ゆっくりで大丈夫です！！(*' ▽'*) (2020年6月13日 13時) (レス) id: da343c4ed4 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好き！九喇嘛朱雀♪ - 嬉しいです！！ありがとうございます！！！(^^)これからも無理しない程度によろしくお願いします！ (2020年6月12日 22時) (レス) id: cca3220680 (このIDを非表示/違反報告)
Tsubaki - ついにっ！めっちゃ待ってました！嬉しいです！これからも無理のない程度に頑張ってください！ (2020年6月11日 18時) (レス) id: 301d582cf3 (このIDを非表示/違反報告)
きらら(プロフ) - 忙しい中制作お疲れ様です!日和くんルート楽しみにしてました!体調に気をつけて自分のペースで更新頑張ってください！応援してます！ (2020年6月11日 16時) (レス) id: 36a6836253 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水神友花 | 作成日時：2020年6月11日 13時
