第94話 ページ48
(竈門炭治郎side)
俺たち3人は任務に行って怪我をしたから蝶屋敷で休んでいた。
3人だけで任務を達成することも増え、強くなってきたことは実感しているけど
どうしても何かしら怪我をしてしまう。
もっと強くならないと…!
「よし!しのぶさんに頼まれていた手伝いは全部終わったし、鍛錬でもしないか?」
「ええ!?俺はもう疲れたよ休もうよぉ〜」
休みたがる善逸をなんとか鼓舞してやる気にさせようとしていた時。
「オイお前ら!ちょっと俺様についてこい!!」
「い、伊之助…!」
「嫌だお前のやることだもんヤな予感しかしないんだけど!!やめろ引っ張るなバカ!」
伊之助が急に俺たちを引っ張り、とある場所に連れてきた。
それは、俺たちがよくお世話になる病室よりもっと奥にある部屋。
時折感謝の意を込めて蝶屋敷の掃除を買って出ているが、この部屋だけは避けるように言われていた。
「この部屋がどうかしたのか?」
「俺にはわかる、この中からは強者の気配がビンビンするぜ…!だから突撃して勝負する!!」
「バカじゃないの!?中に人がいるのは俺も音でわかってたけどさ、ここにいるってことは怪我か病気してるってわかるだろ!?何考えてんの!?」
「伊之助、ここは入っちゃダメだってしのぶさんが言ってたぞ!それに鍵もかかってる!」
「良いかよく聞け!今しのぶはなんちゃら会議でここにはいねぇ。やるなら今だろ」
柱合会議でしのぶさんが不在のうちに好き放題しようという考えらしい。
必死に止める善逸を振り切り、伊之助はドアに向かって突進した。
「猪突猛進ーーーーーッッ!!!!」
バァンッ
病室の扉が破壊される。
なんてことしてるんだ伊之助…!
早く伊之助を止め、中の人に謝らないと。
と思ったら、伊之助は部屋の中を見て立ちすくんでいた。
どうしたんだろうと思ったけど、とにかく急いで謝りに行く。
「す、すみません!!」
中の人を確認するより先に頭を下げたけど返事はない。
「た、炭治郎…!」
善逸の高揚した声に思わず顔を上げると
「…!!」
とても綺麗な女の人が、
ベッドから身を起こし困ったようにこちらを見ていた。
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れみ(プロフ) - 華花。さん» 華花。様はじめまして!コメントありがとうございます!とても嬉しいです…!続編でも頑張りますのでこれからも呼んでいただけると嬉しいです!! (2021年11月3日 15時) (レス) id: c2e31f4a0e (このIDを非表示/違反報告)
れみ(プロフ) - Royal×Edenさん» いつも感想ありがとうございます!続編でもまた会えるのを楽しみにしてますね! (2021年11月3日 15時) (レス) id: c2e31f4a0e (このIDを非表示/違反報告)
華花。(プロフ) - はじめまして、コメント失礼します。れみ様の書かれる言葉の一つ一つが物凄く好きです!お忙しいとは思いますが、体調にお気をつけて更新頑張ってくださいね。続編も楽しみにしております! (2021年11月2日 21時) (レス) @page49 id: 2bd2296ed7 (このIDを非表示/違反報告)
れみ(プロフ) - 柚葉さん» ありがとうございます!実弥たくさん出せるように頑張りますね!!また続編でお会いしましょう〜! (2021年11月2日 0時) (レス) id: c2e31f4a0e (このIDを非表示/違反報告)
Royal×Eden - れみさん» れみさんこんばんはRoyal×Edenです!!夜中までお仕事お疲れ様です。最近は余り仕事の続きやらワクチン接種で感想が遅れて大変御迷惑をかけてしまいました(´д`|||)いよいよ第三章に入りますが一体ヒロインはどうなるのか気になってきます(^w^)♪ (2021年11月1日 19時) (レス) @page49 id: 09a4a3c559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れみ | 作成日時:2021年4月21日 19時