話聞かないじじぃ ページ18
『こんなことするのは私が愛してる清光と安定じゃない((ボソッ』
安定「...」
『それでも沖田総司の刀か!?』
加州「っ!」
加州はこんのすけを握っていた手を離す
『こんのすけ。怪我はありませんか?』
こんのすけ「えっその言葉...」
『刀剣男士の前ではこれだから許してね((ボソッ』
『広前へ...案内してくれますか?』
安定「...ついてきて。清光行くよ。」
*
*
*
安定「ここ。入ったら?」
『ありがとうございます。』
スッ
『皆さんお集まりのですね。てっきり刀が飛んでくると思いましたが。』
??「先程のを見ていたからな。無駄であろう?」
『ほう。彼らが折られる可能性もあったのに
ただ見ていたと。いい趣味してますね。
三日月宗近さん。』
三日月「人聞きが悪いな。
して、なにようだ人間よ。もう我々に主は必要ないのだ。出ていってはくれないか。」
『私は主になりに来たつもりはありませんよ。審神者になりに来ただけです。』
三日月「ほう?」
『皆さんは審神者の霊力無しでは顕現し続けられないでしょう。でも主は必要ない。私はピッタリな人間だと思いませんか?』
三日月「なるほど。しかしお主が我々に危害を加える可能性が無いとは言い切れんだろう。」
『そうですね。では、約束をすればいいのでは?神との約束ほど恐ろしいものはないでしょう。皆さんに危害を加えないと言う約束を。
これが私の覚悟と言うものです。』
三日月「ふむ。皆、しかと聞いたな」
広間に集まる刀剣男士から了承の声が上がる。
『三日月さん。少しよろしいですか。』
三日月「なんだ。」
『この本丸ははっきりいって汚すぎます。
廊下の床なんて穴が空きそうでしたし。
掃除の許可を頂けますか?』
三日月「...いいだろう。」
『ありがとうございます。こんのすけ、私の鞄を取ってくれますか?』
こんのすけ「はいっ!主さまっ!」
『ありがとうございます。ですがこんのすけ、今後主と呼ばないで頂けますか?』
こんのすけ「え...申し訳ありません...。」
『私こそすいません。先に言っておけば良かったですね。』
三日月「何故主ではいけないのだ?」
『私は馴れ合うつもりはないんです。
主なんて馴れ合いの象徴みたいなものでしょう。私は審神者。主ではありません。』
三日月「...ハハッ気に入った!お主は今日から俺の主だ!」
『は?』
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作者名:巴瑞季&ロイド | 作成日時:2018年12月14日 13時