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2人並んでわたあめ探しの旅に出た。
「…浴衣、良いじゃん。」
「なに、今更褒めたっていちご飴は買わないよ」
「そう言うのじゃなくて普通に、すげー可愛い。」
「…っ、ありがと。」
素直に言ってみれば俯き礼を言うA。
水色の布地に白い花びらが散る浴衣を纏ったAはいつにも増して綺麗だった。
「わたあめ屋さん、全然ないね」
なんて周りを見渡しながら呟く彼女を盗み見る。
「(腕ほそ、うなじやば、、)」
浴衣からちらりと覗く腕やうなじ。
掴んで力を入れれば容易く折れてしまうような腕やいつもはさらさらの髪の毛で隠れている首元に思わずごくりと唾を飲み込んだ。
「え、もしかしてわたあめない…？」
散々歩き回ってもう諦めモードのA。
いちご飴にするか…なんて考えながら前を見れば視界に入ってくるわたあめの文字。
「あったよ、俺買ってくるからAここでちょっと休んで待ってな。」
歩き疲れたであろうAを休ませる為にもここで待ってもらうことにした。
あの時Aを1人にするんじゃなかった、と後悔するのは戻ってきた時だった。
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け(プロフ) - 返信ありがとうございます！お話需要あるのでもしTwitter開設するなら読みたいです。応援しています！ (2021年9月18日 21時) (
レス) id: 93187c12c2 (このIDを非表示/違反報告)
おはな(プロフ) - けさん» ありがとうございます(;_;) (2021年9月18日 17時) (レス) id: 7b8c5435e0 (このIDを非表示/違反報告)
け(プロフ) - 更新楽しみにしています:)！ (2021年9月18日 0時) (レス) id: 93187c12c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おはな | 作成日時：2021年9月16日 23時
