sweet time【文スト】【新旧双黒】

太宰+中也×ハロウィン ページ9

今日はハロウィン！！


とういうことで、私はいつもお世話になってるふたりを家に招いて、パーティーを開くことにした。






仮装もしてみた！



猫耳のカチューシャ、
白いブラウスに黒いカーディガン、
黒のチュールスカート、
黒と紫のボーダータイツ！！！






ふたりを待っていると、玄関が騒がしくなったので、不思議に思い玄関に直行。









「どーして君がいるんだい！？」

「こっちのセリフだ！！！」





あー、鉢合わせしたかー

どんだけ仲良しなんだよ←









がちゃ。私は玄関のドアを開けて、




「はっぴーはろうぃーん！！！」

と叫んでやりました。








あれ…？なんかフリーズしてる…

こっちみてピタリとも動かない…









1分後、←


太宰から口を開いた。







「Aちゃん…誘ってるの…？」


「なんでそーなる！？」


「いや、そうとしか思えねぇな。家呼んだ時点で誘ってるようなもんだ」


「いやいやいやいや」








とりあえず中入ってよー！！


と、ふたりの背中を押しながらリビングへ向かった。







「わ、おいしそーなケーキ♡私のために作ってくれたの！？」


「中也と太宰のためにがんばりました」


「ちぇ、中也もか〜」


「黙れ青鯖！俺とAのいちゃいちゃを邪魔するんなら帰れ！そうでなくても帰れ！」









私が作ったケーキをたべて、

ふたりの喧嘩を眺めて、

そろそろかな、と思って、私は渾身の一撃を放った。←








「太宰、ちゅーや、trick or treat！」



"お菓子くれなきゃイタズラするぞ"

の意。




ふたりの反応はいかに！？









「へぇ…Aちゃんに悪戯かぁ…されてもいいかな…」


「は！？」


「俺もAのイタズラなら大歓迎なんだがな。
ま、お菓子、あげるぞ」





妄想中の太宰は放置して、中也は私に可愛いキャンディの入った袋をくれた。




「わぁーいちゅーやありがと♡」


「ん、手前可愛いな」


「はぁっ！？///」


「んなー中也だけずるいー！はい、私も！
クッキーだよ！」


「わぁーい太宰もありがとー♡」


「うへへ〜かっわいいなぁー」


「だからなんでそーなる！？」









すると2人は私に近づいて、


「「trick or treat」」



と言った。







中也は左の耳元で、

太宰は右の耳元で、






"まぁ、お菓子くれても悪戯するけどな？"


"お菓子より君が欲しいけどね"





こう囁いたのでした。

お知らせ的な。→←中原中也×靴

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8

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