にわめ ページ3
コビーSide
ガープ中将が忙しいとき、不在のときは中将のお孫さん、A少将が直々に鍛錬に付き合ってくれる。
主に筋力トレーニングが多めで、実践練習は全体の鍛錬の1割ほど。
一人ひとり少将に手を合わせてくれる貴重な機会である。
今は筋力トレーニング。
「おら〜〜！！もっと腰落とせ〜！！サボんなー！！」
ただガープ中将よりもきつい。
「時間をかけてもいい。ちょこちょこ休憩してもいい。だけどやりきるんだよ！！サボったら海に投げ捨て魚の餌にしてやっからなー！！」
と竹刀を片手に持ち、叫ぶようにエールを送る少将。
「おらそこらサボってんぞー！」
といってサボってるやつを海に投げ捨てた。
「自力で帰ってきてねー！」
・
鬼畜トレーニングをやりきった僕たち。
やり終えた途端その場に座り息を整える。
「きっ、筋肉が悲鳴をあげてる…」
「コビー…、俺は、もう、死ぬ、かもしれねぇ…」
「ちょ、ヘルメッポさん大丈夫ですか！？」
「おーおーみんな死んでるねぇww」
姿が見えないと思っていたら何やら大きい箱を抱えているA少将。
「あ、Aしょうしょ…」
「みんなお疲れさん。みんなにご褒美だよ。よく頑張ったね！」
と箱から取り出したのは
「…アイスキャンディー？」
「そ！体が火照ってるし喉乾いているとおもってね。さっき買ってきた！」
2000人もいる海兵一人ひとりに手渡しでアイスキャンディーを配るA少将。
箱から取り出すアイスキャンディーは色とりどり。
赤、黄色、オレンジに、水色など。
「ほら、コビーとヘルメッポにも。よく頑張ったね」
「あ、ありがとうございます…！」
と手渡された桃色のアイスキャンディーはとても冷たくて、美味しかった。
隣でA少将がアイスキャンディーを食べ始めた。
「にしてもハルさんちのアイスキャンディーは美味しいね〜！」
おいしー！とアイスキャンディーを頬張るA少将は、海軍本部少将の風格を忘れさせるくらい無邪気に笑っている。
圧倒的自由奔放で天真爛漫。
至るところで我を通す人。
鉄拳のAともう一つの通り名があり、その通り名が
「海軍本部の孫」
という名前である。
………確かにさっきの顔と違って孫みたいな、こう、なんでもあげたいっていう欲をくすぐられる感じがする。
でも海軍本部少将なんだよな……。
人は見た目に依らないってこういうことなんだなって思った。(？)
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ベルモット - ルフィたちも潜伏期間で修行を行っていたので、コビーも日々奮闘していると再認識をしました。 (2023年2月1日 3時) (
レス) id: 9942db35dc (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 初コメです。コビー推しなんですか！！実は私も同じなんです。コビー推しの方が身近にいないので嬉しいです。映画・REDの戦闘シーンで指揮をとっていた場面で2年後なんだと思いました。 (2023年2月1日 3時) (レス) id: 9942db35dc (このIDを非表示/違反報告)
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