じゅうろくとおとうとたち ページ18
「ありがとうございます！なんとお礼すればいいのか…！」
「気にしないで〜ちょちょってやっただけだもん」
気絶した男の首根っこをずるずると引きづり、窃盗された店に戻した。
「最近ここでよく盗みが多発しておりまして…全部こいつの仕業なんですけど…」
「ここいらの警備強化したほうが良さそうだね。とりあえずこれ以上大事にしなくて良かった」
騒ぎを聞きつけた警察が窃盗を引き取ってくれた。
オフとは言え多分何かはあるだろうからと日頃から持ち歩いている海楼石が役にたった。
「ありがとうございます！我々も手を焼いていたもので…！」
「気にしないで、これでも海軍だから。あとはよろしく」
「え？海軍少将のAさん…？サインを」
「ごめん無理!!」
私はルフィを探す。しかし姿は見当たらない。
「あいっっつ姉ちゃんにバイバイくらい言ってもいいじゃない…！！」
急いで探すと海辺で船を見つけた。
「多分あれ！」
新聞で見た海賊船とあの海賊船は一致してる。
あの距離だったら何とかなるよな。まぁ自分一応泳げるし。
次の島まで送って行ってもらおう！
私は走って地ギリギリで踏みとどまり、ぐぐっと足に力を籠めて一気に跳躍する。
…あそこに手を付けばいけるよね！
私はマスト(帆を張る柱)に手を付き、一回転して芝生に着地する。
「みっけた！ルフィ！」
そこには麦わらの一味とがいる。
懸賞金の紙を見て麦わらの一味ってできた。
じゃあここはルフィの船か。よかたよかた。
私はようやくルフィの船を見つけたから嬉しいけど、私を囲む麦わらの一味。
……まぁそうだよね〜〜〜。
「アンタ、何処から！？」
「敵か！？」
「ち、違う！ルフィを探してたの！え？ルフィの船でしょ？」
「こいつ、鉄拳のAじゃねぇか！！」
「え？誰？」
「海軍小将よ！拳一つで船を沈めるっていう…」
「「海軍小将〜！！？？」」
「いやっ、今日はオフなんだけど」
「やべぇじゃねぇか！戦闘態勢に入れ！」
「待ってー！！！話を聞いて！！？？」
話を聞いてもらえない。人のお話は聞きなさいって言われなかった！？
「ルフィを探してるの！私の名前はモンキー・D・A！聞き覚えあるでしょ？君たちの船長の…！」
ガチャ、と小気味良い音を立てて出てきたのは
「あ！姉ちゃん！！」
「あ！弟よ！！」
やっと、見つけた！！！
終わり
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ベルモット - ルフィたちも潜伏期間で修行を行っていたので、コビーも日々奮闘していると再認識をしました。 (2023年2月1日 3時) (
レス) id: 9942db35dc (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 初コメです。コビー推しなんですか！！実は私も同じなんです。コビー推しの方が身近にいないので嬉しいです。映画・REDの戦闘シーンで指揮をとっていた場面で2年後なんだと思いました。 (2023年2月1日 3時) (レス) id: 9942db35dc (このIDを非表示/違反報告)
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