じゅうよんと任務終わり ページ16
眼の前の男は目を真ん丸にして言った。
「俺、血は繋がっていないけど、3つ下の弟がいるんだ。…ルフィってやつなんだけど」
「げほぉっ」
喉にお茶がひっかかる。
「え、まじ？ルフィ兄いたの？」
「血は繋がっていないけどな」
初耳だ。でもまぁ一緒にいた時期がほぼないからなぁ。
「ん〜でもルフィと一緒に居たのが2年…いや3年くらい？かな」
「ルフィと4歳差か」
「うん。それに、結構早く海軍に入ったからね。ルフィはそんなに顔覚えてないんじゃないかな。偶に顔見せるくらいだったし」
「へ〜。でもまぁ思ってたよりかわいいんだな」
「まぁーーね！！そっか、ルフィの兄さんか。私はルフィと4歳差でアンタはルフィと3歳差…っつーことはアンタは私の弟になるわけ……？」
「まぁ、そうなるな」
「ふーん。ね、名前は？」
そう聞くと彼は目線を遠くしていった。
「あー、捕まえないか？」
「だいじょぶだいじょぶ、今はプライベート。仕事とプライベートは分ける主義だから」
「あァそうかい。んじゃその言葉を信じて」
「俺の名前はポートガス・Ｄ・エース。白ひげ海賊団二番隊隊長だ」
「へぇ〜火拳のエースか」
「いやなんか軽いな」
「んにゃお爺ちゃんから聞いたことあるようなないような」
「そっ、そうか…」
あんまり私が驚かなかったのかしゅんとしてるエース。
(やばいかわいい弟できちゃった)
おろした髪を指で梳いていじる。
「ふふ。でも、今度あったら敵だよ」
「あァそうだな」
そうやってにやりと微笑むエース。
「んじゃ、姉ちゃん俺はそろそろ行くよ」
「うん、気をつけてね。何かあったら頼るんだよ」
荷物を背負って彼は歩き出した。
「あ、じゃあ姉ちゃんお願い。そこのお代払ってくれ」
「いや自分で払えや」
結局払った。
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ベルモット - ルフィたちも潜伏期間で修行を行っていたので、コビーも日々奮闘していると再認識をしました。 (2023年2月1日 3時) (
レス) id: 9942db35dc (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 初コメです。コビー推しなんですか！！実は私も同じなんです。コビー推しの方が身近にいないので嬉しいです。映画・REDの戦闘シーンで指揮をとっていた場面で2年後なんだと思いました。 (2023年2月1日 3時) (レス) id: 9942db35dc (このIDを非表示/違反報告)
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