とおと任務 ページ11
わたしの名のりとともに兵たちが海賊の下っ端を次々と撃ち抜く。
と同時に、バーの方が一度静かになり、更にうるさくなった。
おそらくコビーとヘルメッポが乗り込んだのだろう。
「とゆーことで船長さん。私と取引しよう」
両手をパーにしてひらひらと見せる。
にこやかに交渉を持ちかける。健やかな交渉するため、良い印象を与える。
交渉術では基本のキ。
「今降参するならオイタはしないよ？」
私なりの優しさ。
でも、私の優しさを彼は踏みいじった。
「はっ、女海兵が俺様に負けるわけねぇじゃねぇか」
「…んー、残念！」
と同時に
「ぐはっ…おぇ………」
彼の口からは吐血跡と腹に一撃。
ぺっこりと拳の跡が腹につく。
よろめき倒れ、ついには意識を失った。
「んもー！だから降参をおすすめしたのに…」
手をグーパーしながら彼に話しかけるA。
彼女の戦闘スタイルは拳だけ。
彼女の筋肉の密度は人十倍ある。
見た目は、か弱い腕も、本来の筋肉的には祖父であるガープに劣らないくらいの筋力なのである。
彼女と戦った敵には必ず何処かに小さな拳の跡が ついていることから、
「鉄拳のA」
そう呼ばれたのである。
「A少将！」
「たしぎちゃ〜ん！」
すっかりいつも通りの服を着ているたしぎちゃん。
「バニーガールのたしぎちゃんもかわいいのに…そのままの格好でも良かったんだよ？？」
「じょ、冗談はやめてください……」
「A少将！被害者の保護、及び海賊たちの確保が終わりました！船ももう出せます！」
「あ、コビとメッポおつかれさん」
「あとであのバー燃やしてほしいな…。でもたしぎちゃんのバニーガール衣装見れないのかー」
「んな、その記憶は消してください！今すぐに！！」
「えーやだー」
「さもなくばA少将のバニーガール衣装の写真ばらまきます！」
「ごめんなさい」
後日、バニーガール衣装の写真はガープ中将に送られたそう。
「はっはっは！！かわいいじゃないかA！！」
「やめてよおじいちゃーーーん！！」
(かわいい…)
(A少将のツインテール……)
(かわいい)
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ベルモット - ルフィたちも潜伏期間で修行を行っていたので、コビーも日々奮闘していると再認識をしました。 (2023年2月1日 3時) (
レス) id: 9942db35dc (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 初コメです。コビー推しなんですか！！実は私も同じなんです。コビー推しの方が身近にいないので嬉しいです。映画・REDの戦闘シーンで指揮をとっていた場面で2年後なんだと思いました。 (2023年2月1日 3時) (レス) id: 9942db35dc (このIDを非表示/違反報告)
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