検索窓
今日:1 hit、昨日:13 hit、合計:28,503 hit

凄い事 ページ3

「ため息ですか?お仕事お疲れ様です。やっぱり大変そうですね。」
「聞こえてたんだ…ねえ、声優に興味持った?」
「持ってません!心配して損した〜」


ごめんって!て言ってるのにちょっと不機嫌顔。
それでも手早くクロスをつけて髪の具合を見てくれている。


「…好きな人にダサいところ見せたくないから意地はっちゃった」
「ん?なんか言いました?」
「別に〜」


聞こえてなくてよかった…と思う半面聞こえててほしかったな。って願ってしまう。




「はい。そんなお疲れの江口さんにバレンタインチョコです」




目の前に可愛くラッピングされたピンクのチョコが差し出された。



「えええ!!!!これ、え?俺に?」
「はい!いつもありがとうございますっていう感謝と…」



「え…うん…」



急にそんな俯かれると…ちょっと待って心の準備が……
お店で告白なんt









「お店のイベントも兼ねて。」








「全員に配ってるやつかーい!!期待しちゃったよもう!」




あはは!って笑ってるけど、本当に期待したんだから!!!!




「くそーーー、でもそんなとこも好き」
「知ってる笑」
「悪魔だ!じゃあホワイトデーは倍返しして凄い事するから!」
「凄い事ってなんですか笑」
「わかんない笑」







この「凄いこと」が、

人生を変えてしまう「凄い事」になる。

あん時→←透き通る



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (59 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
230人がお気に入り
設定タグ:男性声優 , 江口拓也 , アニメ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:oguro.san | 作成日時:2019年10月21日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。