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再開3 ページ2

カナデside


「……だからさ、A君。私とデュエルしてくれない?」


私のその一言にキリトさんとアスナさんは声を上げ、A君は目を見開く

元はと言えば私が弱いからこんな事態になったのだ、だったら後始末までA君に任せたくはない

「……デュエル?」

「そう、ルールは何も無しの真剣勝負……ここは圏外だからルールをつけて戦う必要はないから」

私は周りをぐるりと見渡しモンスターがまだ沸いてないのを確認する

「敗北条件は相手が降参って言うまで……もちろん降参って言わなければ殺すのもOK」


それを聞いてA君は肩を少し上に上げた


「お前……自分が何言ってんのか分かってんのか?」


A君の眼が私を鋭く睨む。確かにそのとうりだ今の私はどうかしている……でもこれしか方法がない


「私が勝ったら、こっち側に戻って来てもらう……あなたが勝ったら……なんでも一つ言うことを聞くよ」

これを聞いて、そうかと全てを承諾したA君は軽く頷き

「俺が勝ったら今後一切俺に関わるな」

と提案した


「分かった」

そう答えた私はアスナさんにカウントダウンをお願いする

その時アスナさんには全力で止められたけど私はその手を振り払い数歩後ろに下がりA君と一定の距離を取る


「じゃあ、行くわよ……15、14、13………」

アスナさんは、深く深呼吸をすると、A君の準備も考えてくれたのか15秒からカウントを始める

「ねえ、A君……私達、こうやって剣を交えるのは初めてじゃない?」

出会ってからここまで、レクトに乗っ取られていたことを除くと私とA君は1度も戦ったことがなかった

「そうだな……案外やってないもんだな」

A君はゆっくり剣を抜く……そして、腰より少し高めの位置に剣を構える

「あ、やらないとは思うけど……わざと負けるのは無しだからね?」

「分かってる……その代わり死んでもしらねぇぞ」

A君の眼はもう先程までの眼とは違かった……全てを受け止める様な感じがした

「5……4……3…….2……1……」

残り少ないアスナさんのカウントを聞いて私も盾をどっしり構える


そして……

「はじめッ!!」

アスナさんのズバっとした合図に私は声を上げながらA君に向かって走り出した

デュエル→←再開3



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作品ジャンル:アニメ
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うんピー(プロフ) - 匿名希望の〇〇さん» めっちゃ返信遅れました!!文章は出来上がるのですが2048に添削する時に宙に匙が飛びます笑気長にお待ちくださいm(__)m (6月15日 13時) (レス) id: e3d3ec66ff (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望の〇〇(プロフ) - 初コメント失礼します。久しぶりの更新とても楽しみにしていました。これからも無理せずご自分のペースで投稿頑張って下さい。 (2022年11月14日 22時) (レス) @page36 id: e2b4bbe71a (このIDを非表示/違反報告)
うんピー(プロフ) - しゃっぽさん» 返信遅れてすいません!!そう言っていただけると励みになります!!お互い頑張りましょう!d(^_^o) (2020年12月5日 23時) (レス) id: 9f05f7c923 (このIDを非表示/違反報告)
しゃっぽ(プロフ) - 原作とは違う視点からのお話で見応えがありとても面白いです!体調に気をつけて更新頑張ってください。 (2020年11月18日 22時) (レス) id: c0d288733a (このIDを非表示/違反報告)
衛宮 凛 - わああ!!ありがとうございます!これからも応援していきます! (2020年9月20日 22時) (レス) id: f79c5a4222 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うんピー | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年3月17日 3時

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