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彼らの理想2 キリトside ページ10

俺は背中から愛剣、エリシュデータを抜く。

そして、片手直剣単発突進系ソードスキル《ソニックリープ》の発動モーションを取り剣先をAに絞る


俺の心は怒りで溢れていた。本当は違うんじゃないか……何かの間違いなんじゃないのか?最初はそう信じたかった。

でも、そんな信用は簡単に崩れ去った……それが今だ。

デスゲームスタート時からちょくちょく耳に入っていたプレイヤーキルの情報、きっとそれもこいつが部下に命令していたに違いない

そんな奴とパーティを組んでいたなんて……そう思うと苛立って仕方ない


そして、あいつの首元狙って斬りかかろうとした時


「まって!!」

「うぐっ!」

俺が飛び出すタイミングを完全に理解していたのか、飛び出した瞬間後ろからアスナが俺の鞘を引っ張って止めた

「離してくれアスナ……あいつは、この世界に居ては行けない存在だ」

「そんなことない!……それに、これはカナデちゃんがAに持ち出した勝負だよ、キリト君が首を突っ込む問題じゃない」

確かにアスナが言ってる事は正しい、カナデはデュエルの内容に殺してもOKと言っていたからだ

「でもさ、だからと言って人殺しを行なったプレイヤーを見過ごせるわけないだろ!あいつを殺すことが元仲間としての俺ができることなんだ」

そういい、俺はアスナを振り払いもう一度剣を構える

「だからまってって言ってるでしょ!!彼は絶対そんな事はしないから!!お願いキリト君……あと一回だけでいいからAを信じて……あの人は絶対カナデちゃんだけは殺さない(・・・・)……」

すると言葉を紡ぐごとにアスナの目からは雫が落ちる

「どんなに……どんなに、自分が殺そうとしても心の中ではカナデちゃんには死んでほしくないと思ってるから……絶対手加減してる……無意識のうちに……それがAだから……」


そうして、アスナはその場に座り込んでしまった


何がアスナにそこまで言わせるのか……俺には疑問しかない……けど、今俺が飛び出せば、アスナをもっと悲しませてしまう。

不信感はぬぐいきれないが俺はアスナに分かったと伝え剣を収める


そして、それとほぼ同タイミングだった、俺が目線わアスナから戦場に変えると砂けむりの中に人影が見えた


その影の主はカナデだった


それを見た俺は、正直驚いている。アスナの言っていた事は正しかったのだ

彼らの理想2 キリトside2→←彼らの理想 キリトside



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作品ジャンル:アニメ
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うんピー(プロフ) - 匿名希望の〇〇さん» めっちゃ返信遅れました!!文章は出来上がるのですが2048に添削する時に宙に匙が飛びます笑気長にお待ちくださいm(__)m (6月15日 13時) (レス) id: e3d3ec66ff (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望の〇〇(プロフ) - 初コメント失礼します。久しぶりの更新とても楽しみにしていました。これからも無理せずご自分のペースで投稿頑張って下さい。 (2022年11月14日 22時) (レス) @page36 id: e2b4bbe71a (このIDを非表示/違反報告)
うんピー(プロフ) - しゃっぽさん» 返信遅れてすいません!!そう言っていただけると励みになります!!お互い頑張りましょう!d(^_^o) (2020年12月5日 23時) (レス) id: 9f05f7c923 (このIDを非表示/違反報告)
しゃっぽ(プロフ) - 原作とは違う視点からのお話で見応えがありとても面白いです!体調に気をつけて更新頑張ってください。 (2020年11月18日 22時) (レス) id: c0d288733a (このIDを非表示/違反報告)
衛宮 凛 - わああ!!ありがとうございます!これからも応援していきます! (2020年9月20日 22時) (レス) id: f79c5a4222 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うんピー | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年3月17日 3時

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