甘い口元 ページ5
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藤「待てよ斉藤。」
「何です…ングッ!」
振り向くと同時に、先生がパイを私の口にくわえさせた。
一気に口の中に甘ったるい香りが広がる。
藤「やる。俺あんまり甘いの得意じゃないから。」
茜「きゃー!よかったねA!…って先生あたしには!?」
藤「ん?…あ、わりぃ。」
茜「ひどーい!」
…不覚。
こんな男に情けをかけられるなんて。
でも、悔しいけどおいしい。
さすが伝説なだけあって、滑らかに舌を滑っていくティラミスのほろ苦さとチョコの甘さが絶妙…。
茜「あ〜またそんな幸せそうな顔しちゃって。」
またまた思わず笑顔になってたみたいで、茜が笑う。
「おいしすぎて…茜も半分こしよ。」
茜「もちろんそのつもり〜。…ん!おいひーぃ!!」
ふたりでパイを頬張っていると、ニヤニヤと向けられる視線に気づく。
「…何ですか。」
藤「うん?いや、甘いもん食べてる時の斉藤かわいいなって思っただけ。」
なんでもないことのように、さらりと言ってのける。
「…どうも。」
適当に返事を返す。
藤「うわ、俺には冷てー(笑)」
茜「あのね先生、Aはチャラチャラしてて派手な人が好きじゃないんですよ〜!」
派手な本人を目の前にあっけらかんとして言う茜。
ほんとに素直だなぁ…。
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由貴(プロフ) - 楽しみです。 (2015年5月29日 23時) (レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
あいちゃん - すごくキュンキュンしました。また更新おねいがいします。 (2015年2月14日 12時) (レス) id: d6a8e0119b (このIDを非表示/違反報告)
HRS(プロフ) - 玉森日南....xxxさん» わっ玉ちゃんありがとうございます!(笑)ドキドキとトキメキを皆さんにお届けできるように頑張ってます☆不定期更新ですが応援お願いします(。・ω・) (2014年11月26日 10時) (レス) id: 1527e562d8 (このIDを非表示/違反報告)
玉森日南....xxx - めっちゃドキドキします!これからも更新頑張ってください! (2014年11月24日 1時) (レス) id: cf872f5695 (このIDを非表示/違反報告)
HRS(プロフ) - てぃんかぁさん» てぃんかぁさん了解です!関係ないことでも全然嬉しいですよ〜☆ (2014年11月23日 22時) (レス) id: 1527e562d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:HRS | 作成日時:2014年11月18日 4時