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「和ちゃん、ごめん」
部屋のドアを開け、玄関の中に入った瞬間。
僕はまーくんに抱きすくめられた。
僕よりひと回り、ううんもっとかな。背が高い彼は、肩幅もあるし腕も長い。
ぎゅうと抱え込むように包まれると、まーくんが羽織っていたロングコートごと巻かれるみたいになって。
温かい体温が直接伝わってくる感じに、なんだか涙が出そうになる。
会えてよかった。
素直になってよかった。
今日中に仲直りできそうだと思ったら、強張ってた体の力がしゅるしゅると抜けていく。
「和ちゃんを置いて出ていっちゃって、ほんとにごめん」
「…ううん…悪いのは、僕だよ。僕が、先輩を家に連れてきちゃったのが、いけないんだから…」
「…じゃあ、おあいこだね？」
ん？と顔を上げると、まーくんが嬉しそうに笑ってる。
「………」
「どした？和ちゃん…」
「もう少しだけ、ハグしてて…」
僕のお願いに、彼の目が、ふっと細められて。
あ、まーくんのオトコボタン押しちゃったな、って思った時には。
もう、唇を塞がれてた。
「ん…」
廊下が寒かったから、唇が冷たくて。
だけど、重ねてるうちに温まってきて、おんなじ温度になる。
ゆっくりと壁に体を押し付けられ、背中にあったまーくんの手が、今度は僕の頬を優しく包んだ。
静かな室内に、キスの音だけがする。
恥ずかしくて…でもゾクゾクして。
もう少し。まだ止めないで。もっと。
もっと…、触れててほしいって思う。
ちゅ…とリップ音がして、キスを終わりにしたまーくんが、僕をもう一度強く抱きしめた。
「…そんな色っぽい顔したら、俺、襲いたくなっちゃうって」
襲いたい…？
あ、そうだ。まーくんを誘惑しろって智に言われてたんだ。
「……あの、まーくん…」
「ん？」
「…僕…、今日ね、ここに…まぁくんちに…、僕、泊まってもいい？」
下からそっと覗き込むようにして、彼を見たら。
あ、まーくんのオトコボタン、確実に奥まで押しちゃったなって。
急に頬が熱くなった僕は、慌てて目の前の胸に顔を埋めた。
「泊まってもいいけど…。俺、何もしないって約束できないよ？」
「…分かってる…」
まーくんの手が、指が、僕の髪を弄ぶように触ってる。
「…焦んなくても、よくない？…和ちゃん…」
「………」
「じゃあ、食べちゃおっかな〜」
「…いいよ…」
「和ちゃん…」
彼が呟いた僕の名前は、ほんの少し困惑した色。
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もここ(プロフ) - よっぴさん» よっぴさーん♪観覧車って、たま〜に、というか、見かけると、なぜか乗ってみたくなるよね〜。夜景がきれいなんですよ、また。で、お部屋に戻ると…どうなるんだろう？くふふ。妄想は先にして、次はにのあいの方に戻りますよー♪がんばるー♪ (2018年3月28日 16時) (
レス) id: 291e1a6df4 (このIDを非表示/違反報告)
もここ(プロフ) - たろさん» たろちゃん♪本当に、傍から見てたらただのバカップルのいちゃいちゃなんです〜。あーも〜書いててくすぐったかった！笑 次はお待ちかね？のまさきとかずですよー♪表だからね、ここ、どこまで攻められるんだろうか（私が。笑） (2018年3月28日 16時) (レス) id: 291e1a6df4 (このIDを非表示/違反報告)
もここ(プロフ) - きらりさん» きらりーん♪なになに？めっちゃ面白いきらりん♪でもわかるー！私もラブビームを受けながら腹をくくりたいかも？うふふふ。でも無理だから、次はまーくんビームを受けながら、かずくんに腹をくくってもらいましょう〜♪ (2018年3月28日 16時) (レス) id: 291e1a6df4 (このIDを非表示/違反報告)
もここ(プロフ) - ぷるーとさん» ぷるーとさん♪お久しぶりですー、コメ嬉しいな〜♪そうです、次はにのあいさんたちのターンなので…こっちもいろいろありそうですよ？うふふふ。待っててくださいね！ (2018年3月28日 16時) (レス) id: 291e1a6df4 (このIDを非表示/違反報告)
もここ(プロフ) - みるひさん» みるひさん♪お久しぶりですー、コメありがとう〜♪じいまごにきゅんきゅんしてもらえて、嬉しいな〜！ぃやっほーい♪オトコとオトコですから、そんなスムーズにはね…さとぴ初めて設定だし…くふふ。妄想は尽きません。笑 もう少しジレジレしちゃうかも〜。 (2018年3月28日 16時) (レス) id: 291e1a6df4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もここ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/mokoko_pl_f/
作成日時：2016年8月23日 17時
