どうしようもなくすき。【小田島有剣】

Episode30 ページ31

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轟くんに連れてきてもらっていつもの部屋の扉の前についた。




『…』



轟「…はいんねーの」



『いやー、その、心の準備が…てなにしてんの？！』



勝手に扉ガラガラって開けちゃってそのまま帰るし今日に限って定時みんな集まってるし…

古屋くんとかめっちゃ睨んでくるよね。こわ




村「…お、来たね〜Aちゃん」




『今日は謝りに来たの、』



関「Aサン……」





『今まで鳳仙ってこと隠しててごめんなさい。』




古「…」




関「…まあAサンはAサンっすから！！
俺は気にしてないっすよ！」




関ちゃん…！



古「俺はなんとも思ってねーけど…

どーする、村山」





古屋くん、、

ぶん殴られるかと思ってたら…よかった









村「俺かあ〜…」









よっちゃんとは古屋くん関ちゃん以上に仲良くて付き合いも長くて、怒らせたら取り返しつかないことは…容易に想像がつく







…死にたくないよ！！まだ！！！！







静かによっちゃんが口を開くのを待つ









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村「ああああああああぁぁぁまた不採用だよ！！！！！！！！！！！！！！！！！！」








…ん？






古「お前またバイトダメだったのかよ」




村「ねーーーもうむり、俺餓死する、バイト紹介してよAちゃんそしたら許すからさあー！！！！」




『わたし？！うーん……』




許して欲しいけど生憎紹介できるようなところは思いつかない。





『…ないかもごめん…』





村「ぇぇえええ俺死んじゃうよ？！」




『それはダメだけど！！！！？』




言い争ううちらの肩にぽん、と手をかけてきた関ちゃん





関「Aサン…村山サン…

もう悩まなくてもいいっすよ！！」





村「？」



『？』





関「村山サァン！俺の親父のとこ紹介しますよ！！」








村「……マジで？！」



『…やっと許してもらえる！！』





「「『やったー！！！』」」


って謎に抱き合う3人と苦笑する古屋くん。








これで仲直り、かな？









…





村「てかさてかさ、よくここまで一人で来れたね」

『いや…さすがにひとりじゃ怖くて(笑)』

古「じゃあ誰と？」

『轟くん！』





村「…ぉぉお轟ちゃん意外とやるねえー！」


轟「そーゆーんじゃねえようるせえ」


古「轟お前…ずっと待ってたのか」

轟「たまたま廊下通ったんだよ！！」








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