照猫画虎 ページ46
桃side
奥のへやは、いっぱい、カブみたいな穴があって
穴のなかに、おみずが入って、そのなかに……あかちゃん…？
のん、…このへや知らん…
あれ、？このいえ…あれ？おうち？
「この子たちはね、私についてきてくれた子たち。でも清太郎じゃなかった。だって貴方が清太郎だものね。」
桃「……ち、…ちが…」
「大丈夫。この水に浸かればぐんぐん小さくなって、あなたは生まれたての赤ちゃんになるの。元ある姿に戻るのよ？」
桃「…や………いやっ…！！いやや！！！」
ぽちゃん
おかんはのんをおふろに入れるみたいにゆっくり水につからせた。中はめっちゃふかくて、足もつかへん。バタバタしてないとすぐしずむ
ふくがぶかぶかして動きずらい、どうしよ…、っおぼれる、
なんで、おかんはたすけてくれへんの…､?
ひどいこと、なんでしてくるの…、
みんなは…ぜったいそんなことせんのに……みんな？
みんなって、、…のんの、……おれの……
桃「おれの、…かぞくって……っ」
紫「…はぁ………やっと見つけた…！」
あんしんする、やさしい声
はぁはぁつかれてて、きものがにあう
肩がだらんってしてる、男のひと
紫「山なんて大量にあるから大変やったわ…、はぁぁ…間に合って、ないのか？それは」
桃「……はぁ……はっ………た………すけ………っ……」
おかんはカブの上からふたをして、のんをとじこめた
ふたを叩いたり、上げたりしてもぜんぜんかわらん
下をむいたらもう体がちいさくなってきてた
このまま、あかん…あかちゃんなっちゃう…っ
どうしよ、どうしよう…どうしよどうしよどうし！
紫「のぞむ！！！！
バシャバシャすんなよ！深呼吸してバタ足だけしとき！」
さっきのお兄ちゃんの声がきこえてくる
怒ってはないけど その声で、ピタッてとまれた
言うとおりにスーハー息すって、あしをうごかす
ふたのうえから、お兄ちゃんの声だけききながら
" この子は…わたしの赤ちゃん…！わたしが産んだ！あの子の生まれ変わりなの！！……もう一度わたしが育てる！！あいつらに奪われた時間を、やり直すのよ！！！！！"
紫「…時間はやり直せない。天国できっと、息子さんも待っとる。はよ迎えに行ってあげましょうや」
" いやっ……この子を……私から奪うなっ…！
ぎやあああああああぁぁぁ！！！！"
桃「……っ、………ゴボッ……」
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ニョロモ(プロフ) - ミーツさん» 小瀧さん過去編リクの方！いやほんとずっとお待たせしてしまい申し訳ないです😵💫ちびのん私もお気に入りです！ (5月24日 7時) (
レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - sy1111さん» やった〜〜！本当に長らく続いてこれからも長々と続くと思います笑。またコメント待ってますね〜！ (5月24日 7時) (レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - そらさん» ありがとうございます〜！期待に応えられるように励みますね！それとそらさんの作品も素晴らしいです！ (5月24日 7時) (レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ニョロモ(プロフ) - よつばさん» とてつもない褒め言葉頂いてた…！文書書くのって難しいですよね。私もまだまだ模索中です笑そのコメントからでも十分素敵な語彙をお持ちだと思いますよ☺️もし、物語を書く予定がありましたら楽しみにしております！ありがとうございました！ (5月24日 7時) (レス) id: f25e12ff95 (このIDを非表示/違反報告)
ミーツ(プロフ) - 小瀧君のお話とっても面白かったです！！！これからのお話も楽しみです！ (5月24日 6時) (レス) @page50 id: 14a6943df6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニョロモ | 作成日時：2023年2月21日 0時
