カレーって漢字変換できなかった泣く ページ37
『親爺さん水くれさい』
「はいはい」
「そんなに辛いか?」
『これが辛くない方がおかしいよ』
あのね?織田作に「昼飯を食いに行かないか?」って言われたの。断る理由はないじゃん?それで付いてったらまたこの定食屋だったの。いや、前に一回来ただけだけど。
で、前回食べなかったカレーを食べたら辛さが殺人的だったと。
水を勢い良く飲む。暑い!なんか涙出てきたし。
『あー辛い!こないだ飲んだデスソースより辛い!』
「……………………」
何故か織田作がこちらを見た状態でぼーっとしている。
『織田作?』
「あ、いや、気にするな。」
なんか様子が変だ。……………ま、いっか。
殺人カレーも無事完食したところで、二階から破壊音が聞こえてきた。
『…………銀行強盗?』
「ははっ!あと三年もすればやってのける可能性もあるね!」
いや、親爺さん、そこじゃない。私が聞きたいのはそこじゃない。
「上には俺が拾ってきた孤児が五人いるんだ。会ってみるか?」
織田作が私の聞きたかったことを言ってくれた。
ってか孤児五人養うって…………織田作が神に見える。
_______________
「俺だ。入るぞ。」
ノックをしながら織田作が言った。律儀な男やな。
少し軋みながら扉が開き、中の様子が見えるようになった。
と、同時に戦闘が始まった。いや、冗談じゃないよ?
ショタが四人とロリが一人、織田作を襲撃した。どうやら私は空気のようだ。
織田作が不利に見えたが、しかし、すぐに形勢は逆転し、子供たちはだんだんと降参していった。
最後に残った一人の少年は、どうやら最年長らしい。織田作が訊いた。
「参ったか?」
「まいらない!」
こいつの根性凄い。
彼はどうしても負けを認めたくないらしく、織田作を負けさせられる材料をキョロキョロと探しだした。そして気づいた。
「お姉さん誰?」
『気づくの遅いよ?』
「俺の友達のAだ。」
織田作が、私を彼らに紹介してくれた。あ、自分で言うべきだったね。
すると、織田作と絶賛戦闘中のショタが、これはいける!という顔になった。
「あ!わかった!Aって織田作のかのじょだろ!」
『…………残念だけど違うよ。』
何で子供ってこう…………。
戦闘開始。(シリアスかな)→←こないだ貧血検査の時に、友達が看護婦さんに血を取る針ぐりぐりされてて可哀想だった。
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Neon@寝苑☆歌い手好き(プロフ) - 端賀さん» ういっす (2018年7月8日 11時) (レス) id: 6cb15526c0 (このIDを非表示/違反報告)
端賀 - Neon@寝苑☆歌い手好きさん» コメ欄を荒らすでない (2018年7月8日 11時) (レス) id: 9403d00418 (このIDを非表示/違反報告)
Neon@寝苑☆歌い手好き(プロフ) - 端賀さん» どやった上に更にドヤる事(今作った←) (2018年7月8日 11時) (レス) id: 6cb15526c0 (このIDを非表示/違反報告)
端賀 - Neon@寝苑☆歌い手好きさん» どやどやってなんや (2018年7月8日 11時) (レス) id: 9403d00418 (このIDを非表示/違反報告)
Neon@寝苑☆歌い手好き(プロフ) - 端賀さん» うへへ← どやどや! (2018年7月8日 11時) (レス) id: 6cb15526c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:端賀 | 作成日時:2018年5月25日 23時