所属組織を潰したらマフィアに連行されました【織田作之助】【文スト】

宝くじ当たんないかな ページ19

潜入開始から一週間。確たる証拠が見つからず、全然捜査が進展しない。あったことと言えば、予想通り……………と言ったらあれだが、私がセクハラされそうになったくらいだ。

……………蹴ってやったよ？容赦なく。死角から頭を狙って、こう……バコーンって。多分衝撃で記憶吹っ飛んだと思う。←


因みに、織田作に言ったら凄い心配してくれた。何気に嬉しい。
太宰に言ったら黒いオーラ出ててビビった。
安吾はお母さんだった←


………あれ？私ってこいつら以外に友達いなくね？

女友達が切実に欲しい。エリスちゃんはいるけどさ。




まぁそんなことはおいといて。




今、私はセクハラ野郎(三島)に書類の整理を押し付けられている。…といってもUSBを渡されて“今年度予算案の書類を印刷してくれる？”って言われただけである。
なんかムカついて、妨害してやろうとしてるから整理しないといけない訳で。

重要な書類のデータ改竄してやる！←


で、それを社長室付近でやろうとしたら追い出された。いつもとだと反対に出してもらえないのに。うっわ怪し！



こんな流れで、この企業の個人情報的なデータを見ることのできたAです！←


問題は予算案なんだけど……………




『織田作、ちょっとこれ見て？』

「何だ？」

『ここ………その他って表記の予算が一億円ってなってる。雑費は必要だろうけど、これはおかしくない？』



一億もあるなら私にもくれ。←



「明らかに変だな。」

『でしょ？この金を、対ポートマフィアに使うのかなって思ったんだけど。』

「その可能性は高いな。」


織田作の同意を得ました！



『うん………だから会計さんに聞いてみようと思うんだけど。』



もちろん、あいつらにとって不味い情報引き出す前提である。正直に聞くだけなんてあるわけないじゃん！できれば精神的ダメージも負わせたい！←




「…………いいんじゃないか？」



織田作には私の考えがある程度わかったようだ。慣れって大切だね！

…………あ、敵に慣れられたら負けか。予想外の行動を心掛けよう。←




『よーしそれじゃあ行ってみよう！ほら、織田作も！』

「俺もか！？」

『もちろん！さぁ！敵に痛手を食らわせよう！』






テンションが高いって？………………………気にすんな！

気合い入れて損した→←うわぁ変態だ

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