所属組織を潰したらマフィアに連行されました【織田作之助】【文スト】 (ページ45)

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森さんの同類がいたら怒らないので出てきてください。ってかお友達になりましょうよページ45

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『以上が、標的を捕らえた経緯になります。』

「……全く、遠藤君もやらかしてくれるね。」

はいどーもー！首領に報告に来ています！なんか知らんけど織田作はいません！あぁ、胃が痛い。織田作の癒し効果を実感する今日この頃。
…………周りから見たら私が織田作を恋愛対象として好きなの判りにくいだろーな。

こんな、かなり報告とは関係ないことを考えていた私を、今日も可愛いエリスちゃんが現実に引き戻した。

「リンタロウ、お話は終わった？久しぶりに会ったんだからわたしもAとお話したいわ！」

『うん！お話終わったから大丈夫！一緒に遊ぼう！』

「いや、遠藤君、まだだからね！？」

『え………』

何でまだ駄目なんですか！だって！エリスちゃん天使じゃないか！何でまだ駄目なんだァァァ！

………うん。冷静になろう。

「はぁ、エリスちゃんが怒ってしまうから手短に終わらせようか。」

ナイスロリコン！もう一生ついていきます！(冗談)

「まず、報告の中で君が疑問に思っているらしい、軍警と探偵社が同時に行動していた件についつだが、あれは標的と癒着していた軍警の奴が、やはり上層部からマークされていたらしくてね。その関係で探偵社に監視を依頼していたらしいのだよ。
それで、標的が軍警を呼んだときだが、正式に通報した訳ではなくて、癒着していた奴を呼びつけたらしくてね。そのせいで監視の為に探偵社まで来てしまった、ということらしい。」

成る程、それで軍警が無能だったのか。
っていうか首領が凄く早口で喋ってたのが怖い。そして長文お疲れ様です。

『そうですか。では、標的は現在どうなっているのですか？』

なんとなく早口で言ってみた。

「地下で拷問中だ。心配は要らないよ。」

そしたらまた、早口で返事が返ってきた。なんか首領がエリスちゃんに嫌われたくないのが痛いくらいに解って悲しくなってきた。

「それじゃあ、報告は終わりでいい。遠藤君……」

『はい。勿論判っています。エリス嬢のお写真、大量に撮って差し上げますのでご安心を。』

「あれ、おかしいな。遠藤君が神に見えてきた」

ついに首領がおかしい。