〜番外編〜バレンタインデー6〜 ページ6
｢いやあ〜これで解決解決〜クラスの皆にもちゃんとチョコ渡せたし！｣
私はリュックを背負って三奈ちゃんと教室を出た
｢にしても女子からチョコを貰えるなんて私も隅におけませんな〜｣
と一人でクスクスと笑っていたら三奈ちゃんに肩をトントンと叩かれ
｢....ねえA、ずっと気になっていたんだけどさ....それ、爆豪に渡せたの？｣
私は自分の左手に持っている紙袋に目が入り
｢あっあ"あ"！！？！？！ごっ、ごめん三奈ちゃん！！先に帰える！｣
｢了解ー！Aファイト〜！｣と顔がニヤつきながら手を振ってくれたのだった
・
・
・
・
｢か"っかっち"ゃん！！！？｣
大声で叫ぶとかっちゃんは後ろを振り返り私に近づいてから胸ぐらを掴み
｢う"るせえっ！！！アホの分際で街で騒いでんじゃねえぞクソがっ！！！｣
｢うぐっ...！今日の初喋りに何てこと言うんですか....！｣
ふとかっちゃんの手を見たら紙袋の中にたくさんのチョコレートが入っているのが見えた
｢ﾁｯ...んだよ用って...｣
と荒々しくだが胸ぐらを離してくれた
｢...えっあっ....そうそう....！はい、かっちゃん....！いつもありがとう｣
私はかっちゃんに紙袋を差し出すと、しばらく躊躇ってから受け取り中身を開けた
｢あ“？んだよコレ...てめえ中身ちゃんと見たのか｣
｢えっ？中身はちゃんとみ...じゃないですねー！？｣
私はかっちゃんが持ってるチョコを覗くと慌てて走ったせいで中が大惨事になっていた
｢でっ、でも！味は保証付きだから！生チョコにトリュフにガトーショコラ！さっ、騙されたと思って！｣
かっちゃんは生チョコを一口口の中に入れて噛み締めていた
｢どう？かっちゃん？美味しい！？｣
｢....甘すぎだろ｣
｢チョコレート何だから当たり前でしょが｣
とかっちゃんの肩を笑いながらトントンと叩くと
｢....良いか、俺から返しがあるなんて思うんじゃねえぞ｣
｢良いよお返しはしなくても！良く食堂でかっちゃんのおかず貰って....！？｣
私は口を滑らせてしまい慌てて自分の口を抑えたが
かっちゃんの目付きが変わり拳を握りながら私に近づいてきた
｢....そうか....てめえの仕業だったのか....！！｣
｢ちょっ、ちょっと！？ちょっと待って！暴力、暴力はダメだよ！ヒーローはそんなことしないだあっあ"いいだあい！？！？｣
かっちゃんはいつものように私の腕を捻らせて痛めつけたのだった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 211人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ムクロちゃん(プロフ) - ラフィーナさん» いいえー^^ (2018年5月2日 1時) (
レス) id: b8a1754231 (このIDを非表示/違反報告)
ラフィーナ(プロフ) - ムクロちゃんさん» コメントありがとうございます！お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。すいません、本来4話のお話なのですが数字を間違えて５話になっておりました....。ご指摘していただきありがとうございました....！ (2018年4月26日 1時) (レス) id: e51196770b (このIDを非表示/違反報告)
ムクロちゃん(プロフ) - 今晩は！4話が無いようですが、何か有りましたか？ゆっくりで良いと思いますので訂正された方が宜しいかと… (2018年4月19日 21時) (レス) id: b8a1754231 (このIDを非表示/違反報告)
Yuko(プロフ) - ラフィーナさん» いえいえ！ (2018年4月16日 18時) (レス) id: 9ef2096f62 (このIDを非表示/違反報告)
ラフィーナ(プロフ) - 優月さん» こんばんは！コメントしていただきありがとうございます。すいません....！完全にこちらの間違いでした....！教えていただきありがとうございます！訂正させていただきます。本当にありがとうございました..！！ (2018年4月15日 23時) (レス) id: e51196770b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ラフィーナ | 作成日時：2018年3月9日 23時
