8.淳太君side【ののいん】 ページ8
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桐「淳太君、しげ見た？」
中「あーそういやしげの姿見てへんな」
桐「見つけたら呼んどったって伝えてくれへん？ちょっと手伝って欲しんよな」
中「分かった、ちょっと探してみるわ」
お昼も過ぎから客足も途絶えひと段落した俺はパンフレットを見ながら休憩してた。
時間もあることやししげがいるであろう作業場へ向かう。
コンコンッ
中「しげーおるー？」
神「ん？どうしたん？」
重「あっ淳太やん」
作業場には神ちゃんとしげと
中「3人で作ってたん？」
お客様の男の子。
重「あっそうや！淳太は細かいの好きやん！」
神「そうやん！ちょっと手伝って！」
そして俺は二人に両手を引かれて作業机の前へ。
神「初めてここまで小さなサイズ作るからパーツ付けるの難しくって。このひとつ付けたら終わりなんよな」
目の前にあるこれは指輪？
中「指輪やったら大きくなったら使えんようにならへん？もっと他のやつの方がええんちゃう？」
神「僕もそう思ったんやけど……あっここに接着して」
神ちゃんの話を聞きながら俺はパーツを接着して乾くのを待った。
重「俺が指輪がええってゆったんよ。チェーン付けるだけでネックレスにもなるし。ひとつに使い方絞ってへんほうがおもちゃも売れるしな」
中「へー、しげの案なんや。もう乾いたで」
そう言って俺は指輪を少年の人差し指にはめた。
中「似合っとる」
少年「ありがとう……ございます」
神「ちょっとちょっと！ええとことっていかんとってよー」
中「あーごめんな神ちゃん」
そのまま神ちゃんはお客様を案内して作業場をあとにした。
重「じゃ、俺はマンガ読も」
中「あっそうや、照史がしげ呼んどったで」
本来の目的をもう少しで忘れよった。
重「えーどうせ木の装飾の手伝いやろ？」
そう言いながらもマンガを閉じて部屋を出ていくしげ。
そろそろ夕方なるし俺も仕事戻るか。
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レイチェルバナナ(プロフ) - 完結してしまっているのかもしれないのですが続きが見たいです… (2018年8月4日 19時) (
レス) id: f52ab03d28 (このIDを非表示/違反報告)
春歌 - ほんまにしまちゃん5歳？！めっちゃ受け答えウマイヤンw (2018年4月13日 13時) (レス) id: b3011470ae (このIDを非表示/違反報告)
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