鬼舞辻無惨の妹２ (ページ43)

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玖拾　しのぶさん救済ページ43

し「蟲の呼吸蜈蚣ノ舞百足蛇腹」

私はしのぶさんの様子を分身を通してしてみていた。

そろそろ助けないとまずいな。

まだカナエさん、カナヲちゃん、伊之助が到着する様子はない。

ここは私たちがいかないと。

『猗窩座、左側の壁を突き破ってくれない？気配がするところの手前まで。できそう？』

猗「わかりました。破壊殺空式」

ド――ンという大きな音がして無限城が揺れた。目の前の壁が粉々に崩れていく。

威力強すぎでしょ。

私たちは激しい砂ぼこりの中しのぶさんを助けるために走った。

ちょうどしのぶさんがいるところにたどり着いたとき砂ぼこりは晴れた。

童「えっ？何が起こったのかと思ったら猗窩座かあ。」

童磨はしのぶさんを抱きかかえながら固まっていた。

『しのぶさんを返してもらおう。血鬼術壱ノ霞垂天遠霞』

私は童磨を突き自分の血つまり毒を打ち込んだ。

黒「月の呼吸壱ノ型闇月・宵の宮 Aの大切な人を・・・奪うな・・・。」

そして動きが遅くなった童磨の両腕を黒死牟が切り落とす。

堕姫「貴女大丈夫？童磨、こんな美人な子それもAの仲間を傷つけるなんて許せないわ。」

堕姫がしのぶさんを抱え童磨から引き離した。

『血鬼術陸ノ霞月の霞消しのぶさん、あなたはもう戦わないで。そろそろ来るわ。カナエさん達が。』

その時襖があいてカナエさん、カナヲちゃん、伊之助がやってきた。

『これで大丈夫童磨は倒せるわ。私たちは行くからさっき伝えた方法で倒して！』

私たちは戦場をあとにした。