鬼殺隊員兼、審神者になりました！

陸 ページ13

『さて、じゃあ貴方は今から時の政府に引き渡すけど…？「消えろ！消えろ消えろ消えろ！」…。』




もうすっかり正気を失って暴れているこの本丸の主。



両手首を後ろで交差させて抑えている。




『…こんのすけ。』



何も無いところ、



否、狐の影がある所に話しかける。




こ「A様。お疲れ様でございます。」



当然の如くしらっとした顔でこんのすけは出てきた。




『この人、どうするの？』




こ「その方はこちらで預からせて頂きます。御手数ですが時の政府までご同行いただけたら。」





『分かった。このまま直ぐ行くの？』



こ「はい。私めに触って頂ければすぐさま。」




私はこんのすけに触るとすぐさま視界が変わった。




視界が変わった先には…



初めて見るものだらけだった。




『凄い…』




こ「こちらにお乗りください。」



こんのすけが入ったのは四角い箱の様なモノの中だった。




『そ、それは？？？』




こ「？エレベーターにございます」




『えれべーたー？？？』



これはどう言うカラクリで動いているんだろう…




ボタンを押すと勝手に上がって行く…




チーンと音が鳴ると扉が開き目の前には2人の少女がいた。




？「A様、お疲れ様でございました。」




？「ふん。少し遅いんじゃなくて？この私を待たせるなど…ゴツン…〜〜っ痛ぁ〜！五月雨！何すんのよ！」


方や腰まである長い毛を一本に縛っている少女。



そして、もう方やはお人形みたいな可愛らしい見た目をした少女。

漆→←伍

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