恋に溺れたあの夏を ~Daiki~

# 46 ページ46

『いらっしゃいませ！！



美味しいいか焼きはいかがですかー？』





自分で言うのもあれやけど




結構売れてる





売れてる理由はただひとつ




大友がイケメンやから、女子が買っちゃうっていう...







『大友すげぇなぁ』




大「なにがじゃ？



はよ、次のお客さんの分！」




『あっ、ごめんごめん笑』





〜夕方〜



大「ふぇー、疲れたのぉ」



『お疲れっ』




大「...あ、このあと火祭りで、出ないけん！




見つけたら声かけてな！



特別サービスでウインクしちゃるっ！//」




『わかった！


ウインクちょうだいな！笑』




大「おお！」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





暑い...




夜やけどさ、夏やし？



しかもそこらじゅう火焚いてるし





『大友どこや..？』






ﾄﾝﾄﾝ




誰かが私の肩を叩いた






『....え』





私は一瞬で脳に嫌な記憶がフラッシュバックした





振り向きたくない









？「(人１)！」









どこかで聞いたことのある声








もしかして





『夏芽？！』

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