恋に溺れたあの夏を ~Daiki~

# 24 ページ24

母「部屋もうなんもないー！？」





『ないよー！！』







あんなにたくさんのポスターで飾られていた部屋も




今では真っ白な空間









『...上手くやっていけるかなぁ汗』





大「.....おい」






大友の声が聞こえた気がした






大「なんで、俺を置いてくんじゃ。」





『...？』







大「流星と夏芽から聞いた」




『...なんで汗』





大「勝手に俺から離れるなよ!!!」




『...っ』





大友の温もりが体中に広がる





『だって....


ばいばいって言うたら、大友怒るねんもん汗』





大「言っても言わなくても怒るわい」






『もう明日には引っ越すから


...バイバイ』





大「お母さんに説得した」





『え？』





大「引っ越し帳消し笑」






私の大好きな笑顔で彼は笑う





『本間に？』



ほっとした




やっぱり心はここに居たいと願っていたみたい




大「俺と一生いるって約束したじゃろ？」





『...おん』






大「大好きじゃ、愛しとる」








『眉毛のくせに、ドラマの台詞みたいな事言うな！！笑』






大「るせ、ちゅーするぞ」




『すれば？』





大「馬鹿野郎っ笑」





ちゅっ





『大友、好きやでっ///』

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