3,Franae est ページ28
心の色を残さず消された。
ただ、呆然とするしかなかった。
自分でも、虚空を見つめているのか目の前の少年を見つめているのか分からなかった。
「まぁ、そう言うことだ。これから先合間見える事があるだろうが・・・その時は、必ず────殺す」
違う。
この少年が行っている「殺す」とは、日常の馬鹿馬鹿しい軽い会話の「殺す」じゃない。
──本気で、俺を、殺す気なんだ。
「恐れ入りながら、陛下。何故今殺さないのでしょうか」
バーバルがビクビクしながら尋ねた。
一瞬、夏樹はバーバルを冷たく見下ろしてから言った。
「そんなことも分からないのか、大人の癖に。今殺しては、楽しみが消えるだろう？」
そして、俺を見て醜く笑った。
歪んだ笑顔だった。
「では、キュリエンスの王よ。また会おう」
ハイデラ軍が去っていく。
暫く、魂が抜けたようにボーッとしていた。
焦点が合わなかった。
「陛下」
マリウスに呼ばれて我に帰る。
「マリウス・・・」
「──酷かとは思われますが、今は・・・進みましょう」
気が抜けたまま、馬を走らせた。
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ましゅまろ2号 - ましゅまろさん» もうおふざけはやめようか。 (2018年5月6日 23時) (携帯から) (
レス) id: 6e11289f4f (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ - ＼(゜ロ＼)ココハドコ? (／ロ゜)／アタシハダアレ? (2018年5月6日 11時) (レス) id: e79a2917aa (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ - この先の展開気になるわ。 (2018年5月6日 11時) (レス) id: e79a2917aa (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ - 1号やってきました。 (2018年5月6日 11時) (レス) id: e79a2917aa (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ2号 - 豆猫さん» 間違えた。レスじゃなかった。 (気をとり直してもう一回)豆美ちゃぁぁぁぁぁぁん!! (2018年5月4日 11時) (携帯から) (レス) id: 6e11289f4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ｓの逆襲 | 作成日時：2017年11月15日 15時
