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8話 ページ10

逢沢「僕が前に景山と白波のドキュメンタリー映画を撮ろうとしてたのは皆知ってると思うけどその時先生が景山と白波をモデルに描いてるところを見たことがあるんだ。しかも僕が撮影した2人の映像を全部ダビングしてくれって頼んできたし」

水越「Aもモデルに描かれたの?」

『うん、確かに描かれたよ。でもダビングは知らなかった…』

石倉「うっわ!」
宇佐美「キモっそれ好きってこと?」

『ちょっとやめてよ、』

石倉「マジかよそれじゃただのロリ…」

ロリコン。そう言いかけた石倉くんを須永くんがとめた。そうだ、カメラがあるんだった。

甲斐「言ってやれよ自分の気に入った生徒のAと景山がじさつした理由を知りたいただのロリコン変態教師ってな!」

もう、隼人くんすぐそうやって挑発するんだから。
ほんっとに困る。

唯月「でも澪奈がじさつした原因って言われてもね。元々A以外に心開くキャラじゃなかったし。」

小宮山「たしかに…」

須永「A、なんか聞いてねえの?景山から」

『うん、…何か私にも全部はさらけ出してないように感じてた。一線置かれてるような?』

須永「そっか…」

うん。たしかに澪奈とはすごく仲良かったし、親友って澪奈も言ってくれた。だけどある日を境にどこか線を置かれた。ように私は感じてた。

水越「あ、ねぇ香帆よく一緒に帰ってたじゃん」

宇佐美「え?あっまあこの中じゃAの次くらいに仲良かったかな」

水越「何か知らないの?」

魚住「いや景山さんと友達だったのは茅野ちゃんでしょ?茅野ちゃんは何か知らないの?」

茅野「私は…」

宇佐美「別にさくらだってそこまで仲良かった訳じゃないよ。ねえ?」

茅野「うん。」

さくらちゃんの言葉を遮るように、どこか焦ってるような香帆。さくらちゃんもなんであんなこと…

唯月「Aどうしたの?」

『あっ、ううん何でもない…』

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作者名:あゆり | 作成日時:2021年9月18日 8時

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