３年Ａ組今から皆さんは、人質です (ページ9)

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７話ページ9

『はぁ…なんでこんなことになっちゃったんだろ…』

里見「A…大丈夫、すぐ出られる。」

そう言って海斗くんは優しく手をにぎってくれる

里見「俺が必ず守るから。だから大丈夫」

いつもそうだ。ちょっとした事でもすごく心配してくれて、優しく安心させるように手をにぎってくれて
抱きしめてくれる。
そんな海斗くんの優しさに泣きそうになる。

『うん、ありがと海斗くん大好き』

自分で言って恥ずかしくなってまた下を向くと

柊《警察の皆さんお勤めご苦労様です。》

甲斐「警察だ！」

隼人の声にみんなが窓によってくる。

柊《お呼び立てして申し訳ありませんがただ今生徒にある課題をやらせています。次の指示があるまでしばらくお待ちください。
もし、その間おとなしくしていなければ…》

突然グラウンドから爆発音がして、粉々に散らばった
倉庫が。

柊《生徒たちの命は保証しません。それではまた、後ほど。》

『やだよ…、ほんとにどうなっちゃうの…』

･

魚住「夕飯あるのかな…？」

金沢「あるといいな〜その方が食費浮くし」

花岡「あのさ、少しは危機感持とうよ。」

結城「私４時からオーディションあるんだけど」

堀部「最悪深夜アニメまでにはかえりたいなあ」

花岡「だから、危機感！」

異様な空気感、やっぱり苦手

茅野「どうしようか、」

甲斐「どうもしねえよサツの助けを待ってりゃいい」

諏訪「フッそれ本気で言ってんの？見たでしょ？警察が動けばうちらがどうなるか」

唯月も隼人もいつも以上にピリピリしててこわい
私は唯月を宥めるようにそばに駆け寄った

逢沢「確かに今は先生の指示に従った方がいいかもしれない」

『…指示に従うって、…』

逢沢「どうして景山澪奈がじさつしたのかその理由を８時までに考えるんだ。じゃないと…ほんとに誰かが死ぬ」

甲斐「大体何であいつが景山のことなんてきにすんだよ」

宇佐美「そもそもブッキーって澪奈がしんでから担任になったんだよね？だったら関係ないじゃん」

水越「しかも一昨年うちの高校来たばっかだし」

小宮山「けどおかしくない？一昨年来たばっかの教師が担任やるなんて」

逢沢「多分、志願したんじゃないかな？」

甲斐「あ？」