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天女たちのあまりにも身勝手な行動に言葉を失うAだったが、ある矛盾点に気づく
『あれ、、、、じゃ、、じゃあ、どうして尾浜さんは私に優しくしてくれたんですか、、、?」
尾浜は恥ずかしそうに頬を掻きながら答える
「人の怪我を放っておけなかったんだ」
「忍者のたまごが聞いて呆れるかもだけどさ」
『で、、でも、、、私悪いやつかもしれないですよ!』
尾浜は思いもよらない言葉が返ってきて驚くがすぐに笑いながら
「本当に悪いこと考えてる奴はそんなこと言わないと思うよ、あの時はAが悪いやつの可能性もあったけどいいやつの可能性もあった、だから俺は後悔しないように動いただけ」
「実際話してみて今までの天女みたいな気持ち悪さも感じなかった、だから俺はAを信じようと思う」
ここにきてから、何も分からず不安で押しつぶされそうだったAにとって信じられる人ができたという事実はとても大きかった
泣くのを堪えながら尾浜に感謝を伝える
『あ、、ありがとう、、、ございます、、、、、、、」
「ふふ、また敬語になってる。ほんとに慣れてないんだね」
困ったように笑う尾浜につられ、Aも自然と笑みがこぼれた
「だいぶ話し込んじゃった」
「俺もう行くね、しっかり寝るんだよ」
『うん、ありがとう』
『、、、、、、、、か、、、勘ちゃんもしっかり休んでね、、、』
「、、、!!おう!』
「あ、じゃあ明日は全校長会で自己紹介あるから早めに起きてね」
『え?』
「え?」
『、、、、なにそれぇ、、、、、、、、、、、、』
その夜は緊張で寝れなかった
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面白いです - オリジナルになってますよ!(小声)更新頑張ってください!応援してます! (2023年1月14日 18時) (レス) @page10 id: b153885d76 (このIDを非表示/違反報告)
夢鑑(プロフ) - フラグちゃんさん» ご指摘ありがとうございます!完全に気づいてませんでした、、、今外したのでこれで大丈夫だと思います!頑張って更新していきたいと思います(*≧∀≦*) (2023年1月14日 11時) (レス) id: 5ba29379dc (このIDを非表示/違反報告)
フラグちゃん - あの、オリフラ立っていますよ。あとこの作品面白いです。 (2023年1月14日 11時) (レス) id: 8939c0c625 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 夢鑑さん» 有難う御座います。失礼ながら、其方のボードにもコメント申し上げました。夢主が早く笑顔になれたら良いですね。 (2023年1月14日 9時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
夢鑑(プロフ) - みこちさん» もう少ししたら伊作との絡みも書きたいと思っているので、楽しみに待っていただけると嬉しいです(*≧∀≦*) (2023年1月14日 8時) (レス) id: 5ba29379dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢鑑 | 作成日時:2023年1月12日 6時