それでも 、 君が好きだよ 。 【童磨、我妻善逸】

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貴方side



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「雷の呼吸 、 壱ノ型


霹靂一閃」




私を後ろに隠し刀を持ち切りかかるが

相手は上弦の弐だ 。



適うわけがない 。

そんなの善逸だって分かってるはずなのに
どうして私を守ろうとするの ＿＿＿＿ 。





「血鬼術 、 枯園垂り」




『ぜ、善逸 … ！』



「… っ 、 大丈夫だよA…」




童磨様の血鬼術をもろに受けてしまった善逸は倒れ込むが 、
ボロボロの身体ですぐに立ち上がり
私に大丈夫といいまた刀を構える 。




「はあ 、 君は頭の悪い子だね 。
たくさん痛めつけてあげたいけど
顔を見たらイライラしてくるから


一瞬で楽にしてあげるよ」






「血鬼術 、」



『 … っ 、 お願いやめて … 童磨様 … っ』



この血鬼術で善逸はしんでしまう 。


そう悟った私は童磨様を止めるために善逸の前に飛び込んで手を広げる 。






守らないと ＿＿＿＿ 。



善逸 、


一緒には帰れない 。




私のことは置いて逃げて




生きてて欲しいの 。





『お願い … 善逸をこのまま帰して …
私の大切な誰かがしんでしまうのはもう嫌なの … っ』







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