.鬼の時間 ページ3
.
ある日の体育の時間。
いつも通りAたちは暗殺の訓練をしていた。
しかし、ひとつだけいつもと違うことが起きた。
「 ここが暗殺教室という場所か 」
「 はい⋯そのようです⋯ 」
「 え〜、そんな風には見えないけど⋯ね？ 猗窩座殿 」
「
“鬼舞辻連合軍”がやってきたのだ。
すぐさま鬼殺隊3人は厳戒態勢を取り、
烏間と殺せんせーは生徒たちを避難させる。
『 どういったご用件でして？
私を誘拐するのであれば、
もっと後にしてくださらないかしら 』
童磨「 誘拐じゃないよ、
『 ⋯私に殺されたいのですか？ 』
『 (虹の呼吸、漆ノ型⋯“紅蓮華”) 』
血のように赤く染るAの髪と目、
むくむくと生える赤い狐の耳と尻尾、
体に浮かび上がった痛々しい痣に
その場にいた全員が目を見開く。
Aは童磨の頸に刀をかけたが、
ある違和感を感じて素早くそこを立ち退いた。
鬼舞辻「 ふっ、貴様なら気づくと思っていたぞ 」
『 ⋯小芭内、無一郎。
この方たちは今世で存在する鬼とは違います。
それに人を食っているような色もしていません 』
猗窩座「 そうだな。お前らに殺られてからはやめた。
⋯それに今日は任務としてここに来たんだからな 」
よく分からないと言った伊黒に鬼舞辻は答える。
鬼舞辻「 産屋敷と手を組むことにした。
今は“椚ヶ丘中学の旧校舎を見てこい”
という指令に従っている 」
無一郎「 鬼の始祖がそんな従順でいいの？ 」
鬼舞辻「 もう鬼の始祖ではない。鬼殺隊の一員だ 」
『 ⋯⋯事情は分かりました。
先程は無礼を働いてしまい、申し訳ございません。
ですが、一度だけ童磨を斬っていいですか？ 』
鬼舞辻「 いいだろう。
貴様の願いならば、いくらでも聞いてやる 」
童磨「 え、無惨様⋯？
ちょ、Aちゃん！！ やめて、やめ、っ⋯ 」
「「「 (⋯死んだ？) 」」」
.
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KAINkun - あの…イトナ君の触手は頭からですよ。茅野は首であってますけど… (2020年11月14日 19時) (
レス) id: b78a3cc888 (このIDを非表示/違反報告)
みやび - 爆豪くんみたいな台詞があってちょっと嬉しかったですwこの小説めっちゃ好きです!これからも頑張ってください!! (2020年4月4日 15時) (レス) id: 195448bd53 (このIDを非表示/違反報告)
nogue - あっ神なんですね。わかります。(｀・ω・´)好きです！これからも頑張ってください。 (2020年3月31日 18時) (レス) id: a847137800 (このIDを非表示/違反報告)
かふぇおれ - 面白いです更新頑張ってください！ (2020年3月21日 12時) (レス) id: 675d13869e (このIDを非表示/違反報告)
目玉焼き(プロフ) - 面白いので頑張ってもらいたいとおおおおおお思いまーす！（面白いのでこれからも頑張ってください！） (2020年3月18日 9時) (レス) id: e9bd1f6a74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タピ岡義勇 | 作成日時：2020年2月29日 6時
