其の伍 ページ7
___あれから正式に、Aは柱として認められた。
使える呼吸は無いので、「
場面が変わって蝶屋敷…
「よっ」 「村田さん!」
寝台の上で横になっている炭治郎と隊員・村田は、そのまま世間話を始める。
「地獄だった…。怖すぎたよ、柱。」
どうやら彼は"那谷蜘蛛山"での隊士の行動などを報告するため、柱合会議に呼び出されたらしい。威圧がすごかったとかピリついた空気の中に居づらかったとか、口から出て来るのは愚痴ばかりである。すると、急にはっとした様に付け足した。
「あ、そうそう!なんか今日新しい柱が一人発足されたとか何とか…。なんだっけ、"無柱・月見里A"だったっけな…。」
妙な程につやつやする前髪をいじりながら、村田は呟く。…と同時に、一人の少年が短くなった腕を上げて叫んだ。
「え"っ!?Aって名前、もももももしかして、女の子!?女の子だよねぇ!!!ねぇねぇ可愛かった!?髪型は!?どんな性格の子だった!?俺より年下!?年上!?どっちなのねぇぇぇ!!!「やめろ善逸!村田さんが困っているだろう!?」だってだってだって!!!」
金髪の隊士・我妻善逸は狂った様に叫んだ。女好きの彼はAに付いてずかずかと問い詰め続ける。
「知るかよ!俺だってすごい怖かったんだぞ!!奥の方で泣きそうになりながらキョロキョロしてた事以外何も知らないわ!!!ってかお前誰だよ!」
「きっとすごいかわいい子なんだろうなー」と呟き続ける善逸を尻目に、二人は会話を続ける。
「善逸がすみません…Aさんて人、無柱ってことは無の呼吸とか使うんですかね。」
「いやそれがさ、柱ではあるけど呼吸は…「こんにちは」あっさよなら!!!」
炭治郎達の部屋にしのぶが入ると村田はすっかり尾を巻いて帰ってしまった。何か言いかけてたけど何だったのかな…、と炭治郎は気にするが、追いかけようとする体力も間も無い。しのぶは炭治郎達にこう告げた。
「それじゃあ、
彼らが訓練で奮闘したことはまた別の話_____
--大正コソコソ噂話--
柱合会議の後、Aちゃんは不死川さんにお詫びとしておはぎを渡したらしいよ!(好物は甘露寺から聞いたみたい)
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うい(プロフ) - ものさしおぢさん» ありがとう! (2021年9月29日 16時) (レス) id: 2d17a24ecf (このIDを非表示/違反報告)
ものさしおぢ(プロフ) - ういさん» コメントありがとうございます!わかりました!その前のお話は文字数の影響で出来ませんが、次回から間隔を開けてお話を書きます! (2021年9月29日 7時) (レス) id: 0bd4004e6c (このIDを非表示/違反報告)
うい(プロフ) - めっちゃ内容いいです!あの、もう少し文字の隙間開けてくれると読みやすいと思います! (2021年9月29日 6時) (レス) @page4 id: 2d17a24ecf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ものさしおぢ | 作成日時:2021年9月27日 18時