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寺坂「 よォ、業ァ。大丈夫かァ?

あのバケモン怒らせちまってよォ 」




寺坂が業に話しかける。


しかし、業は至って冷静に笑った。




業「 殺されかけたら怒るのは当たり前じゃん、寺坂 」


『 失敗しておもらしした誰かの時とは違いましてね 』




わざとらしく2人は寺坂に目線を向ける。


それにキレた寺坂は大声を上げ、

さらにキレた殺せんせーが怒鳴った。


そして、生徒は思う。


“お前の触手の方がうるさい”と。




業「 ごめんごめん、殺せんせー 」




半笑いで謝る業は、もう終わったと言って

ジェラートを食べると宣言した。


そんな彼に殺せんせーは注意をするが、

あることに気づく。




殺「 そっ、それは!!

昨日先生がイタリアで買ったやつ!!! 」


「「「 (お前のかよ) 」」」


『 ください 』


業「 ん、」




また悪びれた様子もなく謝りながら、

業はジェラートをAに渡した。


どうやら殺せんせーは溶けないように

わざわざ寒い地域を通ってきたらしいが、

Aはそんなことお構いなしにペロペロと食べていく。


挙句の果てには写真を撮って、

鬼殺隊の仲間に送り始めた。




業「 ⋯で、どうすんの? 殴る? 」


殺「 殴りません!! 残りを先生が舐めるだけです!! 」




顔を紅潮させた殺せんせーは

ズンズンとAの席へ向かっていく。


教室の真ん中辺りにさしかかったところで、

殺せんせーの足の触手が破壊される音がした。




殺「 (対先生BB弾⋯!?) 」




刹那、業は銃を構えた。


しかし、3発撃っても殺せんせーは全てを避け、

業とAは楽しそうに笑う。




『 また引っかかりましたね? 』




席を立った2人はそれぞれ銃と刀を構え、

殺せんせーに迫っていく。




業「 何度でもこういう手使うよ。

授業の邪魔とか関係ないし。

それが嫌なら、俺でもAでも殺せばいい 」


『 ⋯しかし、その瞬間から

もう誰もあなたを先生とは見てくれません。

ただの人殺しの怪物(・・・・・・)です。

⋯あなたという先生は

私たちに殺されたことになります 』




そう言ったAの表情は楽しそうな業とは対照的で、

殺せんせーは今最も危険である自分のことすら忘れて

Aを心の中で心配した。




業「 はい、テスト。多分、全問正解 」


『 ⋯ 』




業とAはテスト用紙を提出し、

そのまま校舎を去っていった。




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.熱の時間→←.



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レイン様(プロフ) - おばみつじゃない新しい設定ですねぇ (2020年8月19日 11時) (レス) id: 6e6e0a8455 (このIDを非表示/違反報告)
nogue - カブトムシおはぎ柱wwwこれからも頑張ってください。 (2020年3月31日 17時) (レス) id: a847137800 (このIDを非表示/違反報告)
澄葉流(プロフ) - ちょー面白いです!!!これからも更新頑張ってください!!! (2020年2月27日 22時) (レス) id: 73c9d55ae5 (このIDを非表示/違反報告)
なー - えっ…面白すぎない?続き、楽しみに待っております  (2020年2月20日 21時) (レス) id: 0ed445bc17 (このIDを非表示/違反報告)
- めっちゃ好みです!これからも頑張ってください!応援してます。 (2020年2月19日 21時) (レス) id: f4a774456e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:タピ岡義勇 | 作成日時:2020年2月17日 16時

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