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前原「 やっぱ1位は神崎とAかぁ⋯ 」
男子たちの眺める先には
“気になる女子ランキング”が置かれてある。
彼らは2人を嫌いな奴はいないだろうと声を上げた。
三村「 で、上手く班に引き込んだ杉野はどうだったん? 」
杉野「 それがさ、色々トラブルがあってさ。
じっくり話すタイミングが少なかったわ 」
前原「 あー、なんか大変だったらしいな〜。
Aも伊黒先生に運ばれてきたし 」
ほかの班が帰ってきた頃、
伊黒はAを横抱きにして旅館に戻ってきた。
すぐさま状況を把握した宇髄は
伊黒の部屋に布団を敷き、
後から小言を言いながらやってきたしのぶに
Aは看病されていた。
三村「 気になるのは、“誰が誰に入れたか”だよな〜 」
岡島「 俺は1人に決められないんだよぉぉ〜!! 」
三村「 岡島はいいから 」
前原「 渚、お前は誰に入れたんだよ 」
前原の質問に渚は吃る。
見兼ねた杉野は助け舟として前原に同じ質問を返した。
前原「 あー、俺か? ⋯そいつは言えねぇな 」
イケメン顔でピースする前原に三村が食いつく。
腹が立つらしいが、前原は笑いっぱなしだ。
そんな部屋に業がやってきた。
そして、業にも気になる子がいるのか、と聞くと、
彼は珍しく表情を崩した。
焦ったような、恋をしているような、そんな顔だ。
前原「 ⋯A、ねぇ? 」
業「 なっ⋯! 」
三村「 おー、図星か? 業 」
業「 ⋯違う。てか、Aは伊黒先生の彼女だし 」
菅谷「 恋心には逆らえないもんな〜。
業もちゃんと恋しててよかったわ 」
ここぞとばかりにいじられる業は言い返せず、
顔を真っ赤にしたまま下を向いていた。
一方、磯貝は律儀に男子だけの秘密だ、と
部屋にいる者たちに忠告した。
それを見ていた殺せんせーは
業と同じように顔をピンクにさせて、
投票結果をメモに書き記した。
数秒後、男子たちは武器を握って追いかけ始める。
まさに“鬼ごっこ”である。
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“.真実の時間”を公開し忘れてたかもなので
公開しました。すみません。
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レイン様(プロフ) - おばみつじゃない新しい設定ですねぇ (2020年8月19日 11時) (レス) id: 6e6e0a8455 (このIDを非表示/違反報告)
nogue - カブトムシおはぎ柱wwwこれからも頑張ってください。 (2020年3月31日 17時) (レス) id: a847137800 (このIDを非表示/違反報告)
澄葉流(プロフ) - ちょー面白いです!!!これからも更新頑張ってください!!! (2020年2月27日 22時) (レス) id: 73c9d55ae5 (このIDを非表示/違反報告)
なー - えっ…面白すぎない?続き、楽しみに待っております (2020年2月20日 21時) (レス) id: 0ed445bc17 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - めっちゃ好みです!これからも頑張ってください!応援してます。 (2020年2月19日 21時) (レス) id: f4a774456e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タピ岡義勇 | 作成日時:2020年2月17日 16時