鬼殺しながら先生殺します。

. ページ36

.




殺「 おはようございます、みなさん！

今日は先生、さらに頑張って増えてみました！

さぁ、授業開始です！！ 」




昨日に引き続き、殺せんせーの

マンツーマン授業が始まった。


心做しか先生の残像は雑になっている。




『 ふふっ、昨日のことで気合いが入ってますね 』


殺「 にゅや、Aさんは聞いてたのですか 」


『 はい。とても胸糞が悪かったので、

あのクソ野郎(理事長)にギャフンと言わせてあげたいです 』


千葉「 (Aのキャラが⋯) 」




理事長の話を聞いていたA・無一郎・渚は

一心にペンを走らせる。


無一郎もだいぶ英語の理解が早まってきたようだ。




『 むいくん、ここは⋯こうですよ。

それと、単語の綴りが間違っています 』


無一郎「 ありがと 」




かなり先の予習まで済ませたAは、

暇を持て余して無一郎の勉強を教えていた。


しまいには職員室にいる伊黒に絡みに行って、

烏間に追い出されるの繰り返しをしていた。




.




ここで大正コソコソ噂話！



『 私がなぜ勉強ができるのかと言うと、

食人をやめて、鬼殺をする前に

少しだけ子供に勉学を教えていた時期が

あったからなんです 』


珠世「 そのあとに私と出会って、

そこからは医学書を読むために

Aさんは外国語の勉強を始めていましたね 」


炭治郎「 ちなみに、愈史郎さんは

珠世さんの次にAのことが好きらしいぞ！

理由は“俺が鬼になった時、Aもいたから”

だそうだ！ 」


伊黒「 おい、炭治郎。愈史郎というのはどこのどいつだ。

今すぐ締め上げてやる 」


珠世「 鬼ですので、締め上げても死にませんよ 」


伊黒「 死なぬならば、なおさらだ 」


愈史郎「 貴様！！ 珠世様になんて口の⋯ 」


『 こら、小芭内。愈史郎に刀を向けてはなりません 』


炭治郎「 このように珠世さんとAは

似たような喋り方をする、というところも

愈史郎さんは好きらしいぞ 」


伊黒「 惡鬼滅殺だ⋯！ 」


宇髄「 それお前からしての“惡”じゃねぇのか⋯？？ 」




.

.→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す