鬼殺しながら先生殺します。

.古典の時間 ページ33

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伊黒「 鬼殺隊 蛇柱の伊黒小芭内だ。

今日からAの監視も兼ねて

古典を教えに来ることになった。

貴様らとよろしくするつもりはない 」


『 こら、小芭内。しっかり挨拶しないと

毎日鮭大根を夕餉にしますよ？ 』


伊黒「 ⋯⋯⋯よろしく 」




今日から古典文法を教えてくれることに

なった伊黒先生は、Aの家に行った時、

彼女に1番絡んでいた人だ。


見た感じカップルだったんだけど、

そこらへんはどうなんだろ⋯？




業「 Aちゃんと伊黒せんせーって

ぶっちゃけ付き合ってんの？ 」


伊黒「 あぁ。俺たちは前世から両想いだ 」


『 な、なに恥ずかしげもなく

そんなこと言ってるんですか！？ 』


伊黒「 俺は事実を言ったまでだ 」




⋯ここまで潔いと逆に尊敬するなぁ、僕は。




『 はぁ⋯前世では彼が12の時に命を救い、

それから弟子入りさせた者です。

ずっとネチネチネチネチと

説教じみたことをしてきたので、

文法にも問題はないでしょう 』


伊黒「 師範、それはどういうことだ 」


『 そのままの意味です。

いいから早く授業を始めてください、伊黒せんせ(・・・・・)？ 』




伊黒先生は予想通り、

Aの可愛さに悶えながらも授業を開始した。


終始、業くん・A・時透くんが

笑っていたことに関しては何も触れないでおこう。




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『 ⋯朝言ったら昼餉くらい作ってきましたのに 』


伊黒「 俺はいい。

Aが食べているのを見るのが好きだからな 」


無一郎「 不死川さん並に趣味悪いね 」


伊黒「 人聞きの悪いことを言うな。

あのカブトムシおはぎ柱と一緒にするな 」


『 カブトムシおはぎ柱⋯っぷ 』




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