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烏間「 俺は防衛省の烏間惟臣だ 」
『 ⋯烏間先生ですね。お話は常々 』
烏間「 ならば話は早い。
こんなところで君のような上の階級の者と
戦うことになるとは思っていなかったが、
一種の経験として決闘を申し込みたい 」
『 はい 』
その日の体育の授業は白熱だった。
2人の会話は内密に行われたものであったが、
決闘は公で行われたからだ。
結果はAの圧勝で、皆は口をだらしなく開いていた。
『 短刀は苦手です⋯ 』
「「「 どこがだよ!? 」」」
『 (小芭内や蜜璃のように
対先生刀を作ってもらうべきでしょうか?
ゴム製ですと、彼らの日輪刀のようになるでしょうし、
今度教わっておかないと) 』
烏間「 さすがだな。これからも期待している 」
『 有り難きお言葉 』
Aは一度クラス団から離れ、
体育教師の座を奪われた殺せんせーの隣へ腰を下ろした。
一切足音のしなかった彼女に疑問を抱きつつ、
殺せんせーはプリンを手渡した。
『 あら、ぷでぃんぐですか。
あの頃は高価でしたし、多忙ということもあって
なかなか食べに行けなかったのですよね 』
殺「 ⋯君は一体、」
『 何者でしょうか? 』
Aは対先生ナイフを確実に触手に当てた。
考えることに必死だった殺せんせーは反応速度が遅れ、
1本だけ触手が切れた。
それを偶然見ていた前原陽斗は騒ぎ立て、
クラスの皆が彼女に注目した。
『 柔道の黒帯保持者ってだけですよ。
中学では諸事情により、帰宅部でしたが 』
ニコッと笑ったAの顔はとても歪だった。
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レイン様(プロフ) - おばみつじゃない新しい設定ですねぇ (2020年8月19日 11時) (レス) id: 6e6e0a8455 (このIDを非表示/違反報告)
nogue - カブトムシおはぎ柱wwwこれからも頑張ってください。 (2020年3月31日 17時) (レス) id: a847137800 (このIDを非表示/違反報告)
澄葉流(プロフ) - ちょー面白いです!!!これからも更新頑張ってください!!! (2020年2月27日 22時) (レス) id: 73c9d55ae5 (このIDを非表示/違反報告)
なー - えっ…面白すぎない?続き、楽しみに待っております (2020年2月20日 21時) (レス) id: 0ed445bc17 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - めっちゃ好みです!これからも頑張ってください!応援してます。 (2020年2月19日 21時) (レス) id: f4a774456e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タピ岡義勇 | 作成日時:2020年2月17日 16時