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「 ⋯酔っ払いも少なくなりましたし、
自己紹介でもしましょうか? 」
「 いいわね! 」
「 まさかここまで潰れるとは思ってなかったけど 」
「 あぁ、確かにな 」
毛先が紫の綺麗な女性の提案で
お互い自己紹介をすることになった。
彼女は胡蝶しのぶさんと言うらしい。
『 ふぅ⋯って、あれ? 今なんの時間ですか? 』
甘露寺「 自己紹介をしてたのよ!
Aちゃんのお友達は可愛い子が多いのね〜!
キュンキュンしちゃうわっ! 」
甘露寺蜜璃さんは見た目によらず未成年らしい。
今ここにいる中でお酒を飲めないのは
甘露寺さん、胡蝶さん、時透くん、虹音さんだ。
4人ともオレンジジュースを飲んでいる。
冨岡「 A⋯もうそろそろ⋯ 」
錆兎「 義勇は酔いすぎだ。寝ろ 」
『 ⋯義勇の言う通り、もうすぐ日が暮れてしまいますね。
短かったですが、ここでお開きにしましょう。
みなさんのことは素面の者がお見送りします 』
「 え、そこまでしなくても⋯ 」
『 いえ。夜は危ないと身に染みて分かっていますので、
大人しく送られてください 』
虹音さん含めた全員からの圧がすごく、
僕たちは送られることになった。
『 ⋯あら、もうすっかり夜が近くなってきましたね 』
しのぶ「 東西南北に別れましょう 」
錆兎「 じゃあ、東は俺と善逸で行く 」
甘露寺「 では、私はしのぶちゃんと西へ! 」
『 南は私と伊之助で行きますので、
北はむいくんと炭治郎に任せますね 』
なぜここまでして過保護になるのかは
分からなかったけど、
とりあえず僕らは分かれて帰ることになった。
僕の方向には時透くんと竈門くんがついてくれた。
炭治郎「 ⋯っ、無一郎くん!! 」
時透「 うん。炭治郎、守って滅する 」
炭治郎「 分かった、! 」
最後尾で歩いていた竈門くんが突然声を上げた。
それに反応した時透くんは腰から何かを抜く。
「 刀⋯? 」
そう呟いた次の瞬間、ブロック塀の陰から
素早く何かが出てきた。
時透くんはそれに向かって刀を振るい、
スパッと頸を落とした。
僕らの中では小さく悲鳴が上がる。
時透「 ⋯もういない? 」
炭治郎「 大丈夫。安心して進めるよ 」
“全然安心できない”っていうのが僕らの心の中だった。
時透くんに聞くと、
明日虹音さんから直接話があるはずだ
と言われ、渋々引き下がった。
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レイン様(プロフ) - おばみつじゃない新しい設定ですねぇ (2020年8月19日 11時) (レス) id: 6e6e0a8455 (このIDを非表示/違反報告)
nogue - カブトムシおはぎ柱wwwこれからも頑張ってください。 (2020年3月31日 17時) (レス) id: a847137800 (このIDを非表示/違反報告)
澄葉流(プロフ) - ちょー面白いです!!!これからも更新頑張ってください!!! (2020年2月27日 22時) (レス) id: 73c9d55ae5 (このIDを非表示/違反報告)
なー - えっ…面白すぎない?続き、楽しみに待っております (2020年2月20日 21時) (レス) id: 0ed445bc17 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - めっちゃ好みです!これからも頑張ってください!応援してます。 (2020年2月19日 21時) (レス) id: f4a774456e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タピ岡義勇 | 作成日時:2020年2月17日 16時