鬼殺しながら先生殺します。

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「 ⋯えー、要するに、君たちは全国から

より選(す)ぐられたエリートです。この校長が保証します。

⋯が、油断していると？ どーしようもない

誰かさんたちみたいになっちゃいますよぉ？ 」




校長の話の最後は絶対にこれで締めくくられる。


いつものことかとAは笑顔のまま青筋を立て、

前の方にいるE組の生徒たちは顔を下げた。


そして、他の生徒は笑い始める。


劣悪な環境だ、と無一郎は肩を落とした。




『 馬鹿ですね。真の学年1位はここにいるというのに 』


千葉「 Aは頭いいもんな 」


『 ふふっ、前世で頑張った甲斐がありましたね 』




続いて生徒会からの発表に移った。


その準備時間中、烏間は本校舎の教師に挨拶をする。




倉橋「 ねぇねぇ、見て見て〜！ 」


烏間「 ！？ 」


中村「 あ、烏間せんせ〜 」


倉橋「 ナイフケース、デコったんだぁ！ 」


中村「 可愛いっしょ〜？ 」




そんな2人の手にあるナイフケースを

隠すように忠告をする烏間。


その様子を見た他クラスの生徒たちは

羨ましげな目を向ける。




「 ちょっ⋯なんだ、あのすごい体の外国人は⋯！ 」


杉野「 ビッチ先生、さっきまであんなへばってたのに 」


渚「 ⋯見栄っ張りだなぁ 」




颯爽と現れたイリーナ 改め ビッチ先生は美しく、

まさに女の中の女だった。


しかし、彼女は少し前まで

山下りで音(ね)を上げていたのだ。




「 今度はイケメンだぁ⋯！ 」


「 マスクしてる！ しかも⋯オッドアイ？ 」


『 お、小芭内⋯！？ どうしてここに⋯ 』


伊黒「 古典の教師をすることになった。

これからは毎日一緒だ、A 」




そう言って伊黒はAの頭を撫でる。


美男美女がイチャついている、と

他クラスでは盛り上がりを見せた。




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