鬼殺しながら先生殺します。

.転入生の時間 1 ページ21

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御館様「 Aの学級に2人、稀血がいるそうだよ。

だから、明日から無一郎は椚ヶ丘中学の3年E組に編入だ。

分かったかい？ 」


無一郎「 御意 」




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渚「 あ、おはよう、虹音さん 」


杉野「 おー、おはよう！ 虹音 」


『 おはようございます、渚くん、杉野くん。

私のことはAでいいですよ 』


渚「 じゃあ、A！ 」


杉野「 改めてよろしくな！ 」


『 はい！ 』




朝、通学路で出会った渚・杉野・Aの話題は、

今日やってくる転入生と彼女の任務に絞られた。




『 え、転入生なんか来るんですか？ 』


渚「 うん。メールが来てたよ。多分Aにも来てる 」


『 ⋯あ、ほんとですね。おそらく任務中だったので、

気づかなかったんだと思います 』


杉野「 昨日の夜も任務？ 大変だな 」


『 前世も今世も生まれて4年の頃から

ずっと続けていることなので、最早日常の一部ですよ 』




校舎が見えてきた頃、突然後ろから衝撃が走った。


Aがばっと振り向くと、そこには岡島がいた。




岡島「 なぁ、見ろよ！ この美少女！ 」


『 ！？ 』


渚「 この子って⋯ 」


杉野「 ⋯岡島、それ男だぞ 」


岡島「 えっ 」←




岡島の携帯に表示されていたのは

紛れもなく霞柱の時透無一郎だった。


風貌を見れば完全に女な上に、

あの日Aの家に行っていなかったため、

岡島は勘違いしていたのだ。




『 私の友人です。

おそらく稀血が2人いるということが判明したので、

むいくんが送られてきたんではないでしょうか？ 』


渚「 暗殺者ではないってことかぁ⋯ 」


『 いえ、侮ってはいけません。彼もまた鬼殺隊の柱です。

刀を持って2ヶ月で柱となった強者ですから 』




Aの話を聞き、3人は震え上がる。


ヤバいやつが来る、と。




『 とりあえず行きましょう。会えば分かりますよ 』




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