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八十六話 閉鎖 ページ42

「あれれ?」

「完全に閉じ込められましたね………」





新しい御札を発明した俺は実験しようと自分の屋敷にペタペタ貼っていたら、俺がお祓いで使う毒薬を持ってきれくれた胡蝶妹と共に屋敷に閉じ込めらてしまった。





「お前はなんで勝手に入ってきてんの?不法侵入するタイプの奴じゃなかっただろ」

「あら、もし屋敷にいなかったら勝手に入っていいから机の上に置いといてって言っていたのはどこの誰ですか?」

「すみませんでした」





論破されてしまった。

俺そんなこと言ったけ?…………言ったわ。








「うん?お前香水なんてつけてたっけ?」

「……はい…藤の花の匂いのものを。お嫌いですか?」

「ふーん。いいんじゃね?俺は別に好きじゃないけど」

「………太刀川さんって絶対モテないですよね」

「否定はしないけどすげぇ刺さるからあんま言わないでね。」





皆に弄られるけど俺だって女の子に声かけられたこともあるし告白されたこともあるし!

彼女はいないけど……





「それにしても………はやく脱出しないと」

「え、なんで?別にそのうち馬鹿トリオの誰かが来るし急がなくても良くない?なんか用でもあった?」

「なんでって………」




急に狼狽え始める胡蝶妹に首を傾げる。






「男女が同じ屋根の下で二人っきりっていうのは色々まずいじゃないですか……」

「いやん。胡蝶妹俺の事そういう目で見てたの?えっち」

「あ"?」

「お前そんな低い声出せたんだな」





ヤクザかと錯覚したよ。

最近隊士や隠達が胡蝶妹のことを麗しい……とよくべた褒めしていたが俺には分かんねぇわ……




「言っときますが私に少しでも触れたら刺殺しますからね。」

「あれ、ここ俺の家だよね?頼むから事故物件にすんのはやめてね」




誰が好き好んで後輩にセクハラすんだよ





「太刀川さんが住んでる時点で事故物件みたいなもんじゃないですか。」

「誰が歩く死体だゴラァ」

「そこまで言ってませんよ。でも太刀川さんの屋敷って鬼殺隊から日本のヨハネスブルグって呼ばれてるんですよ。」

「俺の屋敷って犯罪都市扱いなの?」





言っとくけど危ないもんを俺ん家に持ってきてんの鬼殺隊の連中と依頼人だからね?

八十七話 干渉→←八十五話 亡き未来



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まよー - もう神作品です、夜中に笑い転げました (7月13日 1時) (レス) @page22 id: 4ebe815f43 (このIDを非表示/違反報告)
白猫さん(プロフ) - 夢主のツッコミで笑いすぎて死にそう‪w‪w‪w (2021年10月16日 0時) (レス) @page14 id: d1d66ac9b7 (このIDを非表示/違反報告)
12777ef7a7fv5w2(プロフ) - 呼吸の名前を出してください。お願いします。 (2021年2月26日 21時) (レス) id: f5ad5d7db2 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 面白すぎる、、ツッコミのキレが半端なさすぎです。 (2020年12月6日 22時) (レス) id: 739f2b6295 (このIDを非表示/違反報告)
- やばいてw 伊黒の恋愛感情=鬼舞辻無惨が藤の花の傍でタップダンスw (2020年11月29日 20時) (レス) id: 30e17e49e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AOI 3 | 作成日時:2020年3月25日 21時

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