八十四話 冨岡G ページ40
しかしこれ以上は教育上悪いな(無一郎の)
取り敢えず今日のところは祓うのではなく追い出そう。
すぐに冷水を伊黒にぶっかければオカマの幽霊はすっと、姿を消した。
「いきなり何をする太刀川ァ……」
「きゃーさすが伊黒。水も滴るいい男。」
怒る伊黒とそれを見て笑う不死川を家から無理矢理追い出して戸を閉める。
そしてまた稽古を無一郎と初めて数刻が過ぎた時門を叩く音がした。
無一郎と来客を出迎えればそれは冨岡と足元を
『さっき追い出されたばかりだけどイケメン見つけたから守護霊から隠れながら着いてきたわ!』
怖ぇよ。もう祓うかコイツ
つか俺苦労人過ぎて泣きそう……
「冨岡は風呂入ってこい。水は穢れを落とすからな」
「分かった。度々すまない…」
そして風呂場へ向かう為廊下を歩く冨岡について行こうとする穢れたイエティをパッと祓う。
さすがにここまで思いが強いと悪霊になる可能性もあるので早めに対処をしておかなくてはならない。
稽古をようやく再開出来ると思いきや、また門が叩かれた。
「「風呂入らせろ」」
「なんでそんな泥だらけなの?」
「今度は不死川が取り憑かれて俺が置いていこうとしたら手を掴まれてバランスを崩して田んぼに落ちた。」
「お前ら柱だろ。ドジっ子とか笑えないからそろそろちゃんとしてくれ」
見てて恥ずかしくなる。
しかし一番の問題は風呂に入っている冨岡だ。
きっと忌み嫌っている冨岡のせいで身体の泥を落とせないとなれば彼らは冨岡諸共この屋敷で大暴れするだろう。何とか誤魔化さねば……
「あれ、Aさん?風呂場に行ったんじゃないの?」
「あっ、いや………」
どう誤魔化すべきか……取り敢えず冨岡の名前は出さずに何か別の表現で説明しよう…
「その……
「それ早く殺さないとダメだろォ」
「いや、別に殺すほどじゃ……」
「駄目だ、見つけ次第殺さないと…。1匹いたら100匹増えるぞ」
「え、
「Aさん。苦手なら僕が代わりに殺してくるから」
「無一郎まで!?」
しかし三人は怒った様子ではなく真面目な顔をしていた。
え、なんで??
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まよー - もう神作品です、夜中に笑い転げました (7月13日 1時) (レス) @page22 id: 4ebe815f43 (このIDを非表示/違反報告)
白猫さん(プロフ) - 夢主のツッコミで笑いすぎて死にそうwww (2021年10月16日 0時) (レス) @page14 id: d1d66ac9b7 (このIDを非表示/違反報告)
12777ef7a7fv5w2(プロフ) - 呼吸の名前を出してください。お願いします。 (2021年2月26日 21時) (レス) id: f5ad5d7db2 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 面白すぎる、、ツッコミのキレが半端なさすぎです。 (2020年12月6日 22時) (レス) id: 739f2b6295 (このIDを非表示/違反報告)
朧 - やばいてw 伊黒の恋愛感情=鬼舞辻無惨が藤の花の傍でタップダンスw (2020年11月29日 20時) (レス) id: 30e17e49e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AOI 3 | 作成日時:2020年3月25日 21時