六十三話 好感度計画 ページ18
宇髄side
「なんで胡蝶も着いてくんの?」
「太刀川さんだけだと女心とか分からないでしょうし不安ですからね」
「(きゃーしのぶちゃん優しい!)」
ハーレムを3分で築き上げる男、太刀川A
「太刀川さん良いんですか?伊黒さんの想い人とこんなことして(小声)」
「心配すんな。友達の好きな奴を取るなんて無粋なことはしねぇ。むしろ伊黒の好感度を上げてやるんだよ(小声)」
太刀川ァァァあ!!
ヘタレとか言ってすまねぇ!友達の為にたまの休みを省みて協力すんなんてやっぱお前は良い奴だよ!
そうだよな。太刀川は恋愛よりも友情を優先するやつだったんだな。なんか照れるな。
「あ、伊黒の好きそうな木がある」
「え、木?伊黒さんは木が好きなんですか?(初耳だわ…)」
「伊黒いつも柱合会議が始まるまで木の上にいるからな。この木は幹と枝がしっかりしてて伊黒の身体を支えれそうだろ?」
「そ、そうですね……」
オィイイ!!それじゃあ伊黒がまるで木登り大好きなやべぇ奴みたいになってんだろ!
前言撤回!太刀川は伊黒を持ち前のアホさで陥れようとしている!
「(木登り……大人っぽい人かと思ってたけど子供もみたい…可愛い!)」
「ほっ、ほら!太刀川さん!伊黒さん確か飴細工眺めるのが好きなんですよね!?ちょうどありますよ。」
後輩(胡蝶)がフォローする始末である。
なんで太刀川に彼女が出来ないか分かったわ。アホだもんな。
「綺麗だけど見てると腹減ってくるな。なんか食いに行こうぜ」
「そっ、そうですよね!私もお腹減りました(太刀川さんも?気が合うわ!)」
お前の好感度を上げてどうすんだ!頼むからこれ以上伊黒の恋を妨害すんのやめたげて!
「あ、実弥だ。」
「不死川さん?(傷だらけ!素敵だわ!)」
もっとややこしいのが来た!しかし頼りになるのはもう不死川だけだ!頼むこの地獄の状況を打開してくれ!
「お前早く家帰れよ。伊黒もう来てんぞ。」
「まじ?」
「え、伊黒さん太刀川さんの家にいるんですか?」
「あぁ、よく来るぜ。」
そういや今日は太刀川の家に泊まるって約束してたな
「伊黒はA(の飯)が好きだかんなァ…夜になると高いもの(高級食材)持って太刀川の屋敷に来んだわ」
「え!?」
不死川ァァァああ!!なんか誤解をうむような言い方やめろ!
そしてその後伊黒は甘露寺に「太刀川さんとお幸せにね」と言われ誤解を解いた後一週間太刀川を避けていた。
1249人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まよー - もう神作品です、夜中に笑い転げました (7月13日 1時) (レス) @page22 id: 4ebe815f43 (このIDを非表示/違反報告)
白猫さん(プロフ) - 夢主のツッコミで笑いすぎて死にそうwww (2021年10月16日 0時) (レス) @page14 id: d1d66ac9b7 (このIDを非表示/違反報告)
12777ef7a7fv5w2(プロフ) - 呼吸の名前を出してください。お願いします。 (2021年2月26日 21時) (レス) id: f5ad5d7db2 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 面白すぎる、、ツッコミのキレが半端なさすぎです。 (2020年12月6日 22時) (レス) id: 739f2b6295 (このIDを非表示/違反報告)
朧 - やばいてw 伊黒の恋愛感情=鬼舞辻無惨が藤の花の傍でタップダンスw (2020年11月29日 20時) (レス) id: 30e17e49e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:AOI 3 | 作成日時:2020年3月25日 21時