霊柱は胡散臭い 弐【鬼滅の刃】

九十一話 暇つぶし ページ47

「ずっと寝てんのも暇だろうなんか俺らが笑わせてやるよ」

「そんなのいいから。お前らが今スグ帰ってくれたら俺満面の笑み浮かべるから。」




平和こそが俺の幸せだ。
無一郎とせっかく二人になれると思ったのに暑苦しい男共がこんなに集まっては俺の熱も下がらない。






「じゃあ派手に面白い話してやるよ。この前不死川との合同任務があったんだが、そん時おはぎとぼたもちの違いを聞いたんだよ。そしたら不死川ずっとそのこと考えてたんだが分からなさすぎて殺す直前の鬼に聞いてた。」

「それ面白い話じゃなくて俺の恥ずかしい話じゃねぇかァ…」

「どうだ太刀川！この話何点だ？」

「83点」

「83点！？低すぎだろ！」

「いや、高いだろ。何チャレンジの主人公みたいなこと言ってんだ。」




十分高いだろ。むしろ70以上の点数やったんだからありがたく思え。





「じゃあ次冨岡。笑わせれなかったらぶち殺すかんなぁ」

「絶対に笑わせるんだ。太刀川が笑顔を取り戻すのはお前に懸かっているのだからな。」

「俺は感情を失ったサイボーグか」






めちゃくちゃ冨岡にプレッシャーかけるじゃん






「じゃあ物真似を」

「え、冨岡って物真似出来んの？」

「あぁ、いくぞ」






パンっ!





「え、冨岡？なんで急に実弥にビンタしたの？」

「判断が遅い」

「何の判断だよ！てめぇ…いきなり何すんだ冨岡！」





ブチ切れる実弥を必死に止める。





「おい冨岡、それ誰の物真似なんだ？派手に分かんねぇぞ」

「鱗滝左近次」

「マジで誰なの？もしかして身内ネタ？」





結局、看病という名の安眠妨害を一日中された

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